Piacere・・・ピアチェーレ

ありきたりの毎日でもなにかしら昨日と違う一日です。
毎日、はじめまして・・・。

映画 「今度は愛妻家」

2010-01-18 | 映画・観劇
   
    1月16日公開の映画「今度は愛妻家」(公式サイト)を見てきた



    ストーリーは・・・

    かつては売れっ子カメラマンとして名も実力もあったが、
    今はロクに仕事もせずにぐうたらな毎日を送っている北見俊介(豊川悦司)
    女性に甘く、気ままに生きる典型的なダメ亭主

    大の健康マニアの妻さくら(薬師丸ひろ子)は、そんな夫に文句を言いながらも何くれとなく世話をやいている

     


    クリスマス直前に、半ば強引に連れて行かれた子作りのための沖縄旅行から一年後、
    相変わらず、だらけた毎日を過ごす俊介は、なぜか一枚も写真を撮る事ができない


     


     ある日、友達と箱根旅行に行く間際になって準備にあたふたとするさくらは、
     いつものように軽口をたたく俊介に、「子供を作る気がないなら、別れて」と悲しげな表情で告げる
     いつもと違うさくらの態度に、なんとか応えその場を乗り切るが、二人の関係は以前と微妙に違っていた




    さくらと入れ違いに、映画のオーディション用の写真を撮ってもらうために、
    バーで知り合った女優志願の蘭子(水川あさみ)がやってくる

    
    俊介は蘭子といいムードになるが、電車を乗り過ごして戻ってきたさくらに
    シャワーを浴びている蘭子の靴を見られて、ついに愛想をつかされてしまう

     


    いつまでたってもさくらは旅行から帰ってこない
    はじめは独身生活を楽しんでいた俊介だったが、次第にさくらのいない生活にいらだち始める

    ぼんやりと過ごす俊介を不安げな様子で見つめる助手の誠(濱田岳)と、
    北見家に出入りする世話焼きのオカマの文太(石橋蓮司)


    俊介はさくらを尋ねてやってきた西田(城田優)という青年の存在が気になっていた

    そこへ、突然帰宅したさくらは「一年前から好きな人がいる」と告白し、
    離婚記念に写真を撮って欲しいとお願いする
    さくらの言葉に、俊介は一年ぶりにカメラを手にし、写真を撮りはじめる


     

     


    「ねえ、写真撮ってよ」・・・

    一年前の沖縄旅行で言われた同じ言葉を思い出す北見


    喧嘩が絶えなかったけれど、穏やかで楽しかった夫婦生活が、どこでどう狂ってしまったのか?
    愛して結婚したはずなのに、いつの間にか素直になれなくなっていた日々


     



    いなくなってみて初めて、さくらの存在の大きさに気づく俊介
    近づいてきたクリスマスの夜、戻ってきたさくらに初めて自分の思いを口にする俊介

    取り戻せない時間の中、抱きしめあった二人は・・・

  
     





  

    私はすごく泣けた
    たぶん劇場でなく一人で見ていたら、ティッシュの山を作っていたかも


    何か書こうと思っても、ネタバレになってしまうので・・・


    トヨエツはカッコよかったし、薬師丸ひろこさんは天真爛漫で可愛い人だったし、
    その夫婦の息の合ったテンポのいい会話がリアルで、こちら側で見ているのに、
    まるで遊びに行った家のリビングで聞いているかのように錯覚してしまうぐらい

    二人の周りの登場人物がそれぞれまたイイ味をだしている

    オカマバーの“オッサン”石橋蓮司がサイコー!!


    前半笑えて後半は泣けて・・・共感できたから泣けたのかな?
    一緒に見たYちゃんは泣いてなかったような・・・


    見る人のシチュエーションで涙度合いがちがってくるのかもしれない


    
    最近泣いていない人、泣きたいと思っている人にはおススメで~す。





        
                  
          







       


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
映画大好き!さん (granbina-h)
2010-01-23 09:36:40
私も、今年最初に観た良い映画に一票です

少ない登場人物がそれぞれにイイ味を出していたというのも同感です!

♪探しものはなんですか~・・・と口ずさんでしまうのも同じ

映画大好き!さんと気が合うような気がします
またいい映画があれば教えてください
返信する
「...愛妻家」観てき... (映画大好き!)
2010-01-20 22:09:42
笑って泣いて観てきました 多分に男の方も胸を打たれて涙するのではと思いますが~薬師丸ひろ子さんのこの役はうってつけだと思います。平凡な主婦で語りグチがとても愛らしくて、ピッタリの役柄だと思いますもちろん豊川悦司さんのグータラご亭主の演技がほんと良かったからだと思いますし、とりまいてる俳優さんがそれぞれいい味を出されていましたし~"♪...忘れ物はないですか..."「夢の中」を口ずさむのが心に残ります♪。ただこれから観る方達に"ネタバレ"に成らな様に話すのは難しいですネ今年最初に観た良い映画でした
返信する

コメントを投稿