海辺での出来事のあとから・・・
気まずい車内の雰囲気
ヘウォン(キム・ヒソン)の住むマンションまで送ってきたドンソク(イ・ソジン)
「怒ってすまない・・・、それに、キスは・・・」
ドンソクの言葉をさえぎるようにヘウォンが話し出す
「片思いのよい点、1つ・お金がかからない、2つ・目を閉じれば会える
3つ・二股をかけられる、4つ・好きに始めて終われる
5つ・絶対に捨てられない」
「・・・・・・・」
「あまり負い目を感じないで
あの時はすごく惨めで悔しかったけど
今考えてみるとそれほど悪くなかったわ、片思いも」
「・・・・・・・(言葉が出てこない)」
そう言って車から降りていくヘウォンと車の外へ出て見送るドンソク
ドンソクを振り返り・・・
「そうだ、海を見られてよかった、恩に着るわ・・・それに、キスも」
そう言ってマンションに入っていくヘウォンの後姿を見送るドンソクは
申し訳ないような切ない表情をしている
ヘウォンはドンソクから見えない階段の上のほうでため息をついて座り込む
ヘウォンの姿が見えない階段のほうを見続けるドンソクは、過去を回想している
弟ドンヒと仲良く公園にいるドンソクの前に、自転車を押したヘウォンが来る
無視するドンソクと愛想よく手を振るドンヒ
「ヘウォン姉さんは、兄さんについてきてこの周りを28周もまわってる」
本に目を落としたままのドンソクはドンヒのことばに少し口元が緩む
それを見たドンヒ 「彼女が好きだろ?」
「いや」「嘘つくな俺は知ってる」「お前に何がわかる、僕は好きじゃない」
否定するドンソクに呆れながら「寝言で彼女の名前を呼んでたくせに」とドンヒ
「違う、何も知らないくせに」
「ヘウォンさんに教えてやろう、兄さんが寝ても覚めてもヘウォンさんを思ってると」
あわてて「欲しいものがあったらバイト代が出たら買ってやるよ」とドンソク
ドンヒ「サッカーボール!」
「その代り、彼女を好きだってことは秘密だぞ
もし話したら、お前は僕の弟じゃない」
「わかった、秘密は守る、男に二言はない」
ヘウォンへの秘めた自分の気持ちを弟ドンヒに知られて「しまった」という表情のドンソク
(一方的にヘウォンがドンソクを好きではなかったこと、ドンヒと仲良しだったこと
そのことが確認できるエピソード)
意識が戻ったものの話すことはまだできないハン部長の病室に来たドンソク
「すみません、もっと早くに慶州にくるべきが・・・遅くなって・・・
私が捕まえます、こんな目に遭わせたやつらに必ず罪を償わせます」
ドンソクはヘウォンに「一緒に食事をしよう、8時に迎えに行く」とメールを送る
ウキウキする気分でブティックで洋服を選ぶヘウォン
「すみません、口紅貸してもらえます?」
ヘウォン&ドンソク 鏡の前で身支度
ブティックを出たヘウォンに父の会社で役員をしていたキム理事から国際電話がかかってくる
ヘウォン父の死の真相に関して何かを知っているキム理事とは全然連絡が取れなくなっていたヘウォン
「絶対にオ・チスを倒すことはできないから、今後はおとなしく人生を生きろ」と言って切られた電話
父の死に関しての手がかりをなくし、泣き崩れるヘウォン
ドンソクがヘウォンのいるカフェに行くものの彼女はいない
電話も通じず・・・ヘウォンからのメール「ごめん、忙しくて会えなくなった・・・」
ヘウォンは化粧室の鏡に映る自分を見ながら
「少しの間、パパのことを忘れていて申し訳ない」と亡き父に謝っている
ドンソクからの電話が鳴り続け、悩んだヘウォンは
「今日だけ大目に見て、一日だけ我慢して・・・」
ヘウォンと連絡が取れないまま自宅に帰ってきたドンソク
後ろから「カン・ドンソク!」と呼ぶ声
振り向いたドンソクの前におしゃれしたヘウォン!
「ご飯食べた?私は食べてないのでおなかがすいたわ」
ピアノの生演奏のある高級なレストラン
「気まぐれでごめんなさい、用事が早く終わったから」と
陽気なヘウォンと笑顔もなく憮然としているドンソク
ワインで乾杯!
一気に飲み干すヘウォン
「もう一杯いいかしら?、食べないのならあなたの分までいただくわ」
そんなヘウォンをただ見ているドンソク
食事が終わり散歩する2人
ヘウォンはワイン4杯を飲み、千鳥足でご機嫌な様子
王陵の広場の芝生に横になるヘウォン
「私の昔の目標はあなたを笑わせることだったの
世界中の人間に怒りを抱いた人のよういつも顔をしかめてたから
私がカン・ドンソクを笑わせてあげよう
それが私の人生の目標だったのに・・・死んでも無理みたい・・・」
目線を合わせろといわれて、素直に横になるドンソク
「いつからヘウォンがドンソクさんを好きだったか知ってる?」
「・・・・・・・」
「実は私にもわからないの・・・よく覚えてない
(星が誕生した)136億年前から好きだったみたい」
マンションまで送ってきたドンソク
「今日は家に帰らない、明日の朝まで一緒にいてくれない?」とヘウォン
「・・・・・・・」
「取って食わないから心配しないで、夜明けまでよ
日の出だけ一緒に見てくれない?」
戸惑うドンソク・・・・・
慶州駅
最終電車が出てしまい戻ってきたドンソクがヘウォンに切符を渡す
“ 慶州から東海行き ”
「明日7時の始発だ、日の入りは見ることができるだろう」
「明日の仕事は?」
「気にしなくていい、今日は家に帰れ」
「・・・・・・・、私が本当に取って食うのかと怖いの?」
ドンソクがヘウォンの額にkiss
驚いているヘウォンに
「怖がってるのは君のほうだろ?」
「・・・・・・・」
「明日の朝、ここで会おう」
「・・・・・・・」
「車を取ってくる」と言って駐車場に向かうドンソクの後姿を見ているヘウォン
振り向いたドンソク・・・
ドンソクが笑った
ヘウォンが初めて見たドンソクの笑顔!
ドンソクの笑顔を見て小さくため息をつくヘウォン
翌日・・・
「遅れないように、今から出る」とヘウォンにメールして出かけるドンソク
駅ではない場所でドンソクからのメールを見ているヘウォン
待ってもヘウォンは来なかった・・・
失意のドンソクが家に帰ると、入院中のヘウォンの母から土下座をしに来るよう言われた
母・ソシムを迎えにいくよう小さなおばさん・ヨンチュンに頼まれて病院へ
父オ・チスが自分の代わりに痛めつけて怪我をして入院中のドンヒを見舞いに来たスンフン
母の病室へ行くところのヘウォンを見つけたスンフン
「夕食でも一緒に食べる?」
「デートの誘いか?カン・ドンソクと付き合ってるんだろう?」
「あなたの嫉妬心をあおろうとしたの
そうしたら振り向いてくれると思って
そこまでしてあなたを取り戻したかったの」
「頭が悪いのによく考えたな」ヘウォンの言葉に嬉しそうなスンフン
二人のやりとりを聞いて憮然とするドンソク
ドンソクがいることに気がついて驚くヘウォン
二人の前から離れて・・・怒りのドンソク!
後日、殺人事件の重要な参考人であるパク・スンスンの居場所を聞くためカフェに来るドンソク
どこかよそよそしい様子ではあるが、スンスンの居場所を教えるヘウォン
外で待っていたパク捜査官はオ・チスにドンソクがヘウォンから
スンスンの居場所を聞き出したことを報告している
ドンソクを追って外へ出てきたヘウォンはパク捜査官を見て怪訝な表情・・・
(ヘウォンは彼を疑っていて、すぐにスンスンにその場から移動するようにと電話していた)
「ドンソクさん!、お久しぶり~」
「会いたかった」とドンソクに抱きつくジェギョンに迷惑顔のドンソク
「・・・・・・・」
カフェに戻っていくヘウォンを目で追いかけるドンソク
抱きつかれていた手を振りほどいて「急にどうしたんだ?」
「それがあいさつ?会いたくて空港から直行してきたのに」
「僕が君のために予定を空けて待ってるとでも?」
「ますます冷たくなったわね、1年ぶりなのよ」
「仕事中なんだ、ホテルに部屋を取れ、あとで連絡する」
スンスンの居場所に行ってみると10分前に居なくなったとのこと、困惑するドンソク
仕事が終わってからヘウォンのカフェに来ているドンソク
退勤するヘウォンを待ち構えて、ベンチに一緒に腰掛ける
「スンスンさんはいなかった、もうこのことで君をたずねることはない
煩わせて、すまない」
「もう会うことはないわね?」
「・・・・・・・」
「話が終わったなら行くわね」
立ち上がったヘウォンに「さっきの女性は・・・僕の元婚約者だ」
「・・・・・・・」
「向こうの両親の反対で別れた」
「なぜその話を?」
「気になるかと・・・」
「話を聞いてあげたいけど、スンフンさんと約束があるから行くわ」
立ち去ろうとするヘウォン
ヘウォンの腕をつかんで振り向かせる「まだ話がある」
「別に聞きたくないわ」
「なら、君の話を聞こう・・・
あの日君が見せた笑顔はなんだったのか
なぜ来なかったか」
「・・・・・・・」
「それに・・・君の本心はなにか・・・」
「本心なんて関係ないわ、全部ウソだもの
私とあなたが互いの目的のため芝居してただけでしょ?」
「・・・・・・・」
「悔しいのは分かるわ、悪いと思ってる
私はスンフンさんを取り戻せたけど、あなたは収穫なしに終わったから」
「勝手に終わるな」
「・・・・・・・」
「僕はまだだ・・・」
「私は終わった、彼を取り戻したしもう芝居をする必要はないの」
「それなら、芝居ではなく本当の恋愛をしよう
何も偽らない本気の付き合いだ、僕はそうしたい」
「・・・・・・・」
ハン部長の病室でタオルを洗うため洗面所に居るドンソク
「ハン部長、ヘウォンです」
驚いているドンソク
「すみません、これからはもう誰にも私のせいでケガはさせません
父の復讐は私1人でします、オ・チスは私が捕えます」
「そして、父を安らかに眠らせてあげます
ハン部長の努力もムダにはしません」
ヘウォンの言葉から今までの行動が理解できたドンソク・・・
ヘウォンの後ろを歩きながら、様々なことを思い出すドンソク
「オ・スンフンしかいないのか?他の男じゃダメなのか?」
「他の男は嫌なの、彼じゃないと」
貸金業の事務員のヘウォンに対して
「他にないのか?君のできる仕事だよ」
「ええ、他になかったの」
カフェで外に出たドンソクを追いかけてきたヘウォン
「あなたを利用させて、彼を取り戻したいのに
いくら考えても方法がないの」
ホテルのエレベーターの扉が開き
目の前にスンフンと現れたヘウォンを見たときの衝撃・・・
ハン部長の病室でのヘウォンの言葉から、彼女がしようとしていることに気づき
すべてを理解したドンソク
オ・チスからの電話を受けているヘウォンから携帯を取り上げ
ドンソクは食事かお酒を飲もうとヘウォンを誘う
「いったい何の真似?人の携帯を勝手に切るなんてどういうつもりなの?」
「悪いヤツ!」
「・・・・・・・」
「あれほど時間が経ったのに何も変わってないのね
相変わらずろくでなしで礼儀知らずで
何も持ってないくせにプライドばかり高くて
他人の気持ちは無視して踏みにじる
私が今まで出会った中で一番のワルよ」
「そうか、わかった・・・わかったからどこかで食べるなり飲むなりしよう」
「私を侮らないで!あなたの言いなりで何もできなかった
15年前の間抜けじゃないの、そういってるでしょ!」
「・・・・・・・」
「僕が与えた傷は、ゆっくり仕返ししろ、受け止める」
「・・・私の人生から消えて」
「・・・・・・・」
「私も楽に生きたいの、あなたのいない世界で安らかに暮らしたい」
「・・・・・・・」
「私に申し訳ない気持ちが少しでもあるなら・・・あなたが人間なら・・・
私の人生から消えて、お願い、頼むから」
何も言えないで立ちすくむドンソク
オ・チスとあったヘウォンは、父が生前に借りた借用書を見せられる
その額、10億ウォン!
「そこまではしたくなかったが、お前が素直にスンフンと別れていれば
その借用書は静かにゴミ箱に捨ててた」
「信じられません・・・」
「裁判をすれば当然ワシが勝つ
お前の家の財産はすべて差し押さえられる
ワシの言うことを聞かないと、どんな結果を招くか・・・」
「・・・・・・・(怒りのヘウォン)」
夜の公園で焼酎の瓶をラッパ飲みし歌を歌いながら歩くヘウォン
少し離れて後をついているドンソク
ベンチに横になるヘウォン
「元気にしてる?パパ ヘウォンもとても元気ににしてるわよ
パパと焼酎でも飲みたいのに・・・
パパが一番だわ・・・パパお休み・・・」
切ない目でヘウォンの様子を見守るドンソク
ヘウォンを背負って家に送っていくドンソク
後日、検事室に訪ねてきたジェギョンと会うドンソク
「彼女に会ったわ、あなたの好きな人」
「・・・・・・・」
「同情や好奇心、自分の人生に対する懐疑や反発・・・それで彼女と?」
ジェギョンの言葉を聞いて嘲笑するドンソク
「なぜ笑うの?」
「君を見ていたら自分のようで・・・」
「・・・・・・・?」
「他人の人生について勝手に評価して断定する
自分勝手で幼稚なのにプライドばかり高くて
他人の感情に全く配慮できない」
「ドンソクさん・・・」
「彼女に自分の人生から消えてと言われた
おとなしく従おうかとも思ったけど・・・やめておく
彼女の気持ちは関係ない
消えてと言われても、彼女なしでは僕が生きられない
ありがとう、僕の愚かさを気づかせてくれて」
以上、16話まで・・・
狡猾なオ・チスを頭脳明晰で有能なドンソクがどう追い詰めていくことになるのか
そのオ・チスからドンソクを守るために自分の感情を隠そうとしているヘウォン
ヘウォンを守りたいドンソク・・・
このあと、2人の物語がどう続いていくのか・・・・・注目!
このドラマの他の出演者たちの気になるストーリーも必見で
毎回泣かされて笑わされて・・・
魅力がいっぱいのドラマは、現在、19話までKBSワールドで放送中!
この動画はネタバレしているので、まだ見ていない人は注意です。
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