いよいよ最終話・・・
メリーをかばってケガをして意識不明のチョン・イン
彼のそばから離れられないメリーのもとを訪れたムギョルは
自分かインかを選ぶようにとメリーに迫る・・・
では、どうぞ^^
「俺かチョン代表か?」というムギョルの言葉にこたえられなかったメリー
「・・・・・」
悲しそうに「それが答えなのか?」といい席を立ちその場から立ち去っていくムギョル
ムギョルが去った後にメリーにイン父から電話
「ああ、メリー、チョン・インが目覚めたんだ」
「本当ですか!」
病室でメリーを見てホッとしたように小さく頷くイン
自分の部屋に帰ってきてぼんやりしているムギョル
部屋を見回してメリーが使っていたものを片付けだす
カーテンを外し、メリーの布団をしまって、食器も段ボールへ入れていく
メリーが出ていった病室で父と話をしているイン
「お父さん、申し上げることがあります・・・この結婚・・・絶対にしなくてはならないのですか・・・」
「なんてことを言うんだ!準備は全部整っている、お前さえ回復すればいい」
「新婦の準備ができていません」
「結婚式を挙げればメリーの気持ちも固まるだろう」
「僕は心からメリーさんを愛しています」
「だったら、何が問題なんだ?」
「だからメリーさんを幸せにしたいんです
このまま僕と無理やり結婚したらメリーさんは決して幸せにはなれません
僕にお父さんよりも不幸になってほしいんですか」
「・・・・・」
「お父さんは一生お母さんでない他の女性のことを想って生きてこられました」
「・・・・・」
「お父さんも不幸だったと思いますが、その姿をそばで見守っていた
僕とお母さんはもっと不幸でした」
「・・・・・」
「最後に、この結婚を考え直してもらってはダメですか?」
「・・・この話はもうやめよう・・・休め・・・」
父が出ていったあとやりきれない様子のイン
ベッドのカーテンにメリーがつけた飾りを見つめているムギョル
カーテンを最後に段ボールに入れ蓋をしたときシャッターのあく音・・・
「カン・ムギョル!」
「・・・・・」
「これが私の答えよ、バカ・・・」
「・・・・・」
手にした箱を放りメリーを抱きしめるムギョル
「来てくれてありがとう」
愛おしそうにメリーの髪をなでながら
「遅くなったけど、メリークリスマス」
「あんたもメリークリスマス カン・ムギョル」
嬉しそうにメリーを見つめているムギョル・・・
電話の着信!・・・相手は・・・イン
「申し訳ないのですが、病院まで来ていただけませんか?
メリーさんのことで話があります・・・待ってます」
「・・・・・・・」
電話を切ったあと戸惑った表情のムギョル
励ますかのようにムギョルの腕を掴むメリー
それでもやはり不安そうなムギョル
家に帰ったイン父は何やら考え込んでいる様子・・・そして、メリー父に電話
「インが目覚めた、延期した二人の結婚式・・・早くすすめよう!」
「でも、チョンくんがもうちょっと回復してから挙げたほうがいいかとお思いますが・・・」
「式場は私が早い日に決めるから、メリーにそのように知らせてほしい」
「はい、わかりました」
電話を切った後メリー父の独り言「兄さん、どうしたんだろう?あまりにも急ぐんだな?・・・」
インの病室に来たムギョル
「来てくれてありがとうございます」「手短に話してください」
「そうしましょう・・・結婚式は挙げるつもりです」
その言葉にチラッとインを見たムギョル
「カン・ムギョルさんと正々堂々と争うための結婚だと思ってください」
「今自分の言ってることが矛盾してるってわかるでしょう?」
「カン・ムギョルさんが信じようと信じまいが、僕は構いません
ただ、男対男として話すのです」
「理解しがたいけど、話はよく聞きました」といい病室から出ていくムギョル
イン「あとでわかるはずです、カン・ムギョルさん」
ムギョルの家で、段ボールに入っているものを出しているメリー
父から電話がかかってくる
「メリー、今どこにいるんだ?」
「私、今・・・ソラのコーヒーショップ・・・」
「嘘つくな!お前ずっと前に病院から出て行ったって兄さんから電話がきたぞ
お前、今あいつの家だろ?」
「お父さん、もうちょっとここにいちゃダメ?」
「だめだ!結婚式のことで大切な話があるから早くその家から出てこい、わかった?」
仕方なく家に帰っていくメリー
「今すぐ結婚式を挙げろって?
代表も回復してないのに、どうしてこんなに急ぐの?」
「俺もわからないよ、もう準備は全部できているからお前さえ心を決めればいい」
「・・・・・・」
「お前、なぜ反抗しないんだ?」
「反抗してもむだじゃない・・・
お父さんとおじさんは私の意志とは関係なくこの結婚を押し付けるでしょ」
「・・・メリー、パパがこうするのはチョンくんが金持ちだからでも、
兄さんが借金をすべて返してくれたからでもない
お前のお母さんが愛だけを信じてパパと結婚してどうなった?
恋は始めるより守るほうがもっと大変なものだ
現実でしっかり守れなかった恋は毒になるだけだ
(メリーの手を取り)パパにとってこの世で最も大切なのはお前の幸せだけだ」
(父の目を見て)何も言えないメリー・・・
家で一人ギターを弾いているムギョルにメリーからメール
「ムギョル 何しているの?」
(メール)「何もしてない」
(メール)「話があるの」
(メール)「じゃぁ電話しなきゃ、どうしてメールを?」
(メール)「口で言うよりこっちのほうがもっと言いやすいと思って・・・」
(メール)「なんの話なんだ・・・怖いよ・・・」
(メール)「ムギョル 私に3日だけ時間をくれない?」
(メール)「どうして?」
(メール)「代表とピリオドを打つのに必要な時間よ・・・これ以上詳しい話はできない・・・
ただ、さっき私たちがまた会ったとき、あの時の気持ちを信じてほしい」
(メール)「じゃあ、3日後午後4時までにバスキン公園に来てくれ、お前に見せたいものがある」
(メール)「わかった、絶対行くから待っててね」
ムギョルにメールを送信したあと、肩で大きくため息をついたメリー・・・
結婚式のためにメイク中の二人
ムギョルに(もうちょっと待ってて・・)とメール作成しかけた携帯を預けさせられたメリー
メイクの人
「新婦さん、結婚式なのにどうして顔色が悪いんですか?私が可愛くするので心配しないでください」
その言葉をそばで聞いていて、メリーの顔を見るイン・・・
諦めた表情のメリー・・・
公園にやってきたムギョル
今は雪景色の公園
公園で弾き語り中の自分のそばにいてくれていたメリーのことを思い出し
愛を確信して優しい表情になっているムギョル
結婚式場
ソ・ジュン「おめでとうございます」
イン「ありがとうございます」
「結局政略結婚をするんですね」
「世の中には・・・望まなくてもやらなければいけないことがあるものですよ」
「・・・とにかく苦労してする結婚だから幸せを祈ります」
無言でうなずくインはソ・ジュンが去って行ったあと大きくため息をつく
公園でギターを出しているムギョルにメリーからメール
(メール)「ムギョル、もうちょっとだけ待ってて、すぐ行くから」
メールを見てうれしそうに微笑んでいるムギョル
ウエディングドレスに着替えたメリー
父がやってくる
「お前の友達はこないのか?本当にひどい奴らだな、今日みたいな日に来ないなんて・・・」
「・・・・・」
「それにしてもほんとにチョンくんと結婚するんだな
(天に向かって)お前、見てるだろ?
(泣いて)今日みたいな日になんでこんなに涙が出るんだろう・・・ほんとに恥ずかしいな」
父と一緒に写真を撮るメリー・・・笑っている父と泣きそうなメリー
式場に入ったソ・ジュンはバンドメンバーのリノに電話
「私、結婚式場に来てるんだけど、まだ着いてないの?」
「結婚式場?・・・それどういう意味?」
「今日、ウィ・メリーさんとチョン代表が結婚するじゃない!」
「姉さん、冗談言うなよ、メリー姉さんがなんで結婚するんだよ?」
電話を切って急いで駆け出すリノ・・・
雪景色の公園で弾き語りを始めるムギョル
歌い終わったムギョルのところへやってきたバンドメンバーとソラ・ジヘたち
リノ「大変だ!こうしてる場合じゃないよ」
レオ「今メリーとチョン代表が結婚式を挙げてるってお前知ってたのか?」
「なに言ってるんだ」
リノ「本当だぜ、ソ・ジュン姉さんが結婚式場で電話してきたんだ」
「・・・・・」
ジヘ「メリー、本当に狂ったんじゃない?どうして私たちにまで内緒にしてたの?」
リノ「じっとしてちゃダメだろ、行って何でもしなきゃ!」
レオ「止めるんだ!」
ヨハン「そうだ!式場に飛び込んで止めなきゃ!!」
ソラ「ムギョルさん、行ってメリーを引きとめてください!このまま行かせちゃだめですよ!」
レオにギターをあずけて駆け出していくムギョル
ソラ・ジヘ「メリーを絶対引きとめてください!!」
さぁ、ムギョルはメリーの結婚式に間に合うのか・・・?
②につづく・・・・・
メリーとメール中に流れているのと公園で弾き語りしている福山雅治の♪泣いたりしないで のカバー
穏やかでとてもイイ曲^^
グンちゃんもとってもいいけど、福山雅治はやっぱり、カッコいい!!
福山雅治 ♪泣いたりしないで
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