Piacere・・・ピアチェーレ

ありきたりの毎日でもなにかしら昨日と違う一日です。
毎日、はじめまして・・・。

韓国ドラマ 春のワルツ 17話

2007-02-13 | 韓国のドラマ




チェハがイ・スホだと父チョンテに言っているところを聞いてしまったウニョン



呆然としているウニョンをやさしく見守るフィリップ



チェハは、イナの一方的な結婚話でウニョンが傷ついていると思い込んでいるので、
何とか顔を見て誤解を解こうとするが、フィリップが「そっとしておけ!」と
忠告するのを無視してウニョンの家に行く



ウニョンは家の中でひざを抱えてジッと耐えている・・・



父チョンテもまたスホが生きていたことで、過去のスホとの生活と捨てたことを後悔して酒をあおっている



チョンテはチェハのホテルを訪ねてきた・・・

外出から戻ったチェハにチョンテが声をかける「スホよ~」



ホテルの外へ出たチェハ、追ってくるチョンテ

「人違いじゃないですか!僕はユン・ジェハです!」

「そんなこと言わないでくれよ~、スホ」

「スホじゃありません!
 博打や詐欺や泥棒をする男の息子じゃない!」

「・・・・・」

「あんたを父親と思って、恋しがっていた自分が情けない!
 できることならイ・スホは全部捨てて、最初からユン・ジェハでいたかった!
 捨てられたことも、あんたが金を盗んだことも全部忘れて!!」

「なぁ、スホよ~、会いたかったよ・・・会いたかった!」

「よくそんな嘘が言えるな、どうした?もう金がなくなったか?
 ・・・いまだに博打はやめられないんだろう?
 ・・・いいよ、金ならやるよ!いくら欲しい?言ってみろよ!!!」

「チェハよ~、そうじゃない・・・
 俺はただ、お前に一目会いたくて・・・」
「帰ってくれ!二度と現れるな!!(そういって背中を向ける」


「俺な、・・・ソウルを出ることにしたから・・・
 カングは学校に入れる、もうガム売りもさせない・・・
 生きていてくれて、あ・り・が・と・う、スホ・・・
 立派に育ってくれて、ありがとうな~・・・(うぅ~うぅ~と泣いている)」


そんなチョンテのほうを見ることもなく置き去りにして歩いていってしまう

むせび泣きながらチェハのうしろ姿を見送るチョンテ


そんな二人の様子を遠くで見ているチェハ父ミョンフン・・・



    






ミョンフンは妻のチスクにチェハとイナの結婚を急ぐように伝えた

「本物のチェハになるためにはイナの助けがいる
 この家庭を守るにはそれしかない・・・」



    







一緒にスニーカーを探しているときのチェハの初めての笑顔を思い出しているウニョン

あのときと同じように雨が降っている練習室にやってきてピアノをさわってみる・・・



携帯電話にチェハから電話がかかってくる

「どこにいるの?」

「ウチです・・・チェハさんは?」

「練習室・・・
 ウニョンさん、会いたい・・・今から君のところへ行ってもいい?」

「ダメ・・・もう寝るところだから来ないで!」

「僕は絶対に君を放さない!君もそうだろう?僕から離れないよね?」


辛そうに電話を聞いているウニョン「・・・・・」



    





実はチェハはウニョンの家の外で電話をかけていた










練習室にいるウニョンが泣きながら言っているひとり言

「お母さん、私、間違っているよね、あの人を好きになっちゃいけないよね・・・
 そんなの絶対許せないよね?
 お母さん、ごめん・・・」




ウニョンの家から練習室に帰ってきたチェハ

ピアノのイスが濡れているのをみつける



翌日、練習室・・・

ウニョンがピアノの前に座って♪オーマイダーリン♪を弾いている

チェハがやってきて、うまく弾けないウニョンの後ろから指を添えて弾いてあげる









ウニョンの指からは指輪が消え、チェハの指には指輪がある・・・



ウニョンは青山島でのスホとの出来事を思い出して涙を流し、
その涙がピアノを弾いているチェハの指に落ちる・・・



ウニョンに「話があるんだ」と切り出すチェハ

「ごめんなさい、アルバムの発売まで見届けたかったけど、
 毎日が地獄なんです・・・ここでやめます」

「ウニョンさん」

「ありがとうございました・・・」


「聞いて欲しいんだ、君に、何もかも全部話したいんだ」

「やめてください、今更知りたくない」

驚いてウニョンを見つめているチェハ


「これ以上傷つきたくないの、ここで終わりにさせて・・・」


自分がスホであるということを知らないはずのウニョンだと思っていたのに、
ウニョンが分かっているのかを確かめるように見ているチェハ


「ウニョン・・・?」


大粒の涙を流しながらウニョンが口を開く

「ずっと会いたくてたまらなかったけど、こうじゃないの、お兄ちゃん!
 こんなのイヤ!!」


ウニョンの言葉に呆然としているチェハの目からも大きな涙が落ちる










部屋を出て行ったウニョンを追いかけて声をかけるチェハ


「ウニョン」

「馴れ馴れしく呼ばないで!
 いつから知ってたの?いつから私をだましてたの?」

「ウニョン、だますなんて・・・」

「面白かった?何も知らない私を見て、面白かった?
 なぜ戻ってきたの?全部忘れて生きていけばいいのに、なんで会いに来たの?
 同情したわけ?
 愛だと思ったのは、ただの施し?
 お母さんのお墓の前で涙を流してたよね?許してもらいたかったの?」



ウニョンの言葉をジッと聞いている辛そうなチェハ


「なんであなたなの?
 なんであなたがスホなの?なんであなたがスホなの?
 よりによって、なんで初めて愛した人があなただったの?
 なんで?」


泣きながらその場を離れようとするウニョンの腕をつかんむチェハ

「ウニョン、このままじゃダメだ、行かないで!」

「放して!」

「ダメだ!
 ウニョン、話を聞いてくれ、頼むから!」

「どんな話?
 聞いても何も変らない・・・」

「頼む、話を聞いてくれ」

「あなたを許してしまったら、お母さんが私を許さない」


その言葉を残して行ってしまうウニョン、その場にへたり込むチェハ



柱の陰で二人のやりとりを聞いているフィリップ・・・


表に出てきたウニョンは明るい光の中で倒れてしまう

助けるフィリップ



    









練習室のチェハのところへやってきたイナ


「思ったより早く片付いたわね・・・
 誤解しないで、私がウニョンさんに教えたんじゃないわ」

「君は全部知ってたのか?」

「やっと分かった?一方的に拒絶される人の気持ち・・・」

「出て行ってくれ、一人になりたい!」

「ダメよ、結婚式の日取りがきまったの、これからはそれに集中して!
 私には逆らえないはずよ!」



軽蔑したような目で部屋を出て行くイナを見送るチェハ


フィリップからチェハに電話がかかってくる

「ウニョンが?」


ウニョンの母の言葉が気になるチェハ

「あなたたちなんかあったの?
 あの子、夕べびしょぬれになって帰ってきたんだよ・・・」



練習室のピアノのイスが雨に濡れていたことを思い出すチェハ



ウニョンの病室にやってきたチェハ 


「帰って!もう会いたくないって言ったでしょう、また苦しめるつもり?」

「ユン・ジェハになったこと、初めて感謝してたんだ
 イ・スホは君を悲しめさせたけど、でもチェハなら・・・
 今のチェハならウニョンを幸せにしてあげられる・・・」

黙って聞いているウニョン


「だから・・・最後まで隠したかった・・・
 君には、何も知らないまま笑っていて欲しかった・・・」

「イ・スホもユン・ジェハも、どっちも許せない・・・
 お墓の前で誓ったの・・・
 『お母さん、もう待ったりしない、泣いたりもしない、
  笑ってたくましく生きていく、忘れてみせる』って
 お母さんに誓ったの
 手術のあと目が覚めて、誰もいなかった、みんないなくなってた
 守ってくれるといった人は消えて、お母さんは死んで・・・
 目が覚めたら一人ぼっちだった、時間を戻したいと思ったわ
 お母さんとお兄ちゃんをもとの場所に戻したかった・・・
 心臓が治ったのが全然うれしくなかった!
 あのときのことを思うと辛いの、辛すぎる・・・
 帰って・・・もうダメ、私たちは・・・」



「雨の中、会いに来たんだろう?雨の中来たじゃないか!
 僕は君がいないとやっていけない
 ウニョン、君がいないとダメだ!」

「出会ったこと、後悔してます
 愛?ふざけないで!
 正体も知らずにあなたにときめいた自分が恥ずかしい!
 お母さんの命と引き換えに、お母さんと引き換えに生き返った心臓が
 あなたなんかにときめいたと思うと、死んじゃいたい!!」



ウニョンの言葉に傷ついたチェハ


「これでもまだ足りない?
 この心臓は、あなた以外にときめかせます、イ・スホ以外のほかの人に・・・」



    






病室の外で二人のやりとりを聞いていたフィリップ・・・チェハと病院の庭へ


「今まで個人的な質問ってしたことないけど、この際聞くよ、
 友達なら正直に答えて!
 ユン・ジェハって、何者?」

「・・・ユン・ジェハか・・・どんなヤツだろう、僕も知りたいよ」

聞いていたフィリップあきれ顔・・・


「それじゃぁ、イ・スホは?」

厳しい顔をして聞くフィリップを見るチェハ


「そいつのこともよくわからない・・・
 ひとつ分かるのは、ウニョンが死んだと聞いた日、イ・スホが死んでユン・ジェハが生き返った・・・」


「どういう意味?
 でも、スホだろうがチェハだろうが僕の友達だよ」

「すまなかった、隠していて」

「友達として君の力になりたいけど、この状況はまた別だ、
 ウニョンに近づくな!
 チェハは許せるけど、スホは許せない、ウニョンを傷つけすぎた」


何もいえないチェハ


病室から庭にじっと座っているチェハと見ているウニョン


練習室の庭にいるチェハにイナがウニョンの貝細工を返す

「どうしてそれを君が?」

「返したくなったの、あなたが自分で捨てたほうがいいと思うわ」



グリーンミュージックに出前に行ったウニョンの弟サンウ

イナとチェハとウニョンの三角関係の話をする社員の言葉にビックリする・・・


ミジョンに電話でチェハのいるところを聞きだすサンウ

庭にいたチェハに詰め寄るサンウ

「話あるんすけど、どういうつもりですか?二股なんて!」

「落ち着いて・・・」

「ふざけんなよ!
 女なら誰でもいいわけ?あのね、あんたみたいなのがいるから男はみんな誤解されるんだ!」

「失礼だな」

「うるせぇ~や、姉ちゃんのこと好きだ好きだって追っかけてたくせに
 なんで今泣かせてるんだよ~!
 冗談じゃねえぞ~!」


帰りかけたサンウ・・・振り返って「一杯やるか?男同士・・・」


屋台にいるサンウとチェハ

「姉ちゃんと何があったんすか?」

「・・・・・」



    






「もぉ~、ピアノとばっかり付き合ってっから女心がわかんないんだろう?
 男ならすぐ飛んでって誤解とかなきゃ!
 そうやってウジウジしてるのって意味わかんない」

「彼女から聞いてない?」

「ない!何も言わない!だからすげぇ~気になって
 だいたいうちのお姉ちゃんが男と付き合うのって初めてだし」

「怒らせちゃったんだ」

「付き合ってりゃそれぐらい誰だってありますよ、
 それぐらいで別れるなんて信じられない!
「ものすごく、怒らせた・・・」

「どうして?」


答えずお酒をすすめるチェハ「まあ、今日は飲もう!」



ウニョンの家、ミジョンと部屋にいるウニョン・・・

騒がしい玄関を見ると、酔っ払ったチェハを連れて帰ってきたサンウ


ウニョンの姿を見て「ウニョン、悪かった・・・」と倒れこむチェハ


ウニョンの部屋に寝かされたチェハ


母の部屋で寝ていたウニョンが水を飲もうと出てきたら何か聞こえてくる・・・


部屋をのぞくとチェハがうわごとを言っている

「ウニョ~ン・・・ウニョ~ン・・・ウニョ~ン・・・」


ベッドに腰をかけてうわごとを言い続けて泣いているチェハの涙を拭いてあげるウニョン









それに気づいて目を開けたチェハ・・・

驚いて立ち上がろうとするウニョン・・・

起き上がってウニョンを抱きしめるチェハ・・・



    







チェハ「・・・愛してる・・・」





    
    











ウニョンにスホだと知られてしまったチェハの苦悩・・・

手術代のために消えたと言ってしまえば楽なのに話を聞いてもらえないのはとてもかわいそうだったね。


今回はウニョンの弟のサンウが活躍~




        





次のユン・ソクホ監督作品では彼を主役に起用するといったとか・・・

笑顔がステキですもんね~  






    
























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