元旦からお雑煮を作ってみんなを起こしますが、前日の初滑りで全身がバキバキで階段が結構辛い…。久し振りにこんな筋肉痛になりました。子供達も普段部活で使わない筋肉が痛いとのこと。
前日から昆布、スルメ、干し椎茸を使ってお出汁をたっぷりととっていたので元旦には黄金色の美味しそうな出汁が出ていました。加熱後、鰹節を加えて醤油とお塩で調味すると完成です。湯通しした鰤と蛤でほんと最高なお雑煮に仕上がりました。手間がかかるようで水に浸けておくだけなのでそれ程大変ではありませんし、ちょっとした事で格段と旨味が強くなるので最高ですね。大根の甘味、三つ葉の風味がこれまたたまりません。お正月を迎えたなーと感じる瞬間です。
みんなで美味しくお雑煮を頂いてから日本海を目指して北上開始です。
播但連絡道路に乗り、但馬空港横を通りすぎながら香住を目指します。
今回、お世話になったお宿は佐津温泉の「にしたにや海華」さんです。県北では城崎温泉、湯村温泉が全国的にも知名度抜群ですが、佐津温泉と初めて聞いても県民でも正直直ぐに何処かわかりません…。香住温泉郷のひとつである佐津温泉は隠れ湯的な存在なのでしょうか…。初めて訪れる場所は楽しみです。超ローカルな佐津駅を横切って宿を目指しますが、宿があるのかな？と思うぐらい小さな街でした。
女将さんやスタッフがお迎えに来てくれて丁寧な接客と清潔な雰囲気に感激です。お香や畳のい草の薫りがリラックスさせてくれます。お茶菓子を頂いて夕食まで時間があり、家族はこたつで丸まっていたので、お腹を空かせるためにも1人で海辺まで散歩してきました。宿から海辺までは4~5分と直ぐそこです。
夕方だったこともあり、海辺には誰もおらん…。がらんとした日本海は哀愁が漂います。
砂浜はどれぐらいの広さでしょうか、500m位はあるかなーと思うくらい広い砂浜で湾になっているのでとても穏やかでした。冬の日本海の荒々しさを少し期待していたので意外でした。とりあえず浜辺を端から端まで何かないかなーと思い散歩してみました。あまりにも何も無いので砂浜に落書きしてみました。しかし、文字の大きさがバラバラですね、もっと綺麗な字を書きたい…。端っこには岩場もあり、夏の海水浴もマイナーで人も少なくて良い場所かもしれません。
海岸沿いの民宿街を一通り歩いてみましたが小さな民宿が多く、今回お世話になったにしたにやさんが一番大きく立派な建物かなと思いました。海辺の源六さんも沢山車も停まっており賑わっている様子でしたね。散歩していると何処からか漂ってくる料理の薫りがお腹を空かせてくれます。
一通り散歩してから宿に戻って温泉タイム。潮風で冷えた体を温泉で温めてほっこり。ポカポカになった体をマッサージ機で更に揉みほぐしてみました。最高に気持ちいいです。
そしてメインイベントのお食事タイム。
お食事も個室でゆっくり食べることが出来ました。カニ刺から始まり、カニしゃぶ、焼きガニと堪能させていただきました。カニもスタッフの方が食べやすいように調理してくれるので食べることに集中出来ます(笑)
カニの甘さを十分堪能してから旨味の詰まったお鍋で仕上げの雑炊。ホント、旨いの一言です。今年も元気に家族揃って旅行に来れたことに感謝しつつ、料理の美味しさで完全に仕上がって感無量です。
最高の元日を過ごすことが出来ました。
