全日本動物愛護連合 埼玉支部より （２）

全日本動物愛護連合 埼玉支部

（１）の続き



・12'2/18
酷い風邪の症状の子猫を保護。
上記と同様に始めは風邪の症状で、消炎剤注射、抗生剤、インターフェロン、点眼点鼻などの医療処置をしましたが、2/21に突然に倒れ麻痺状態。
白血病か伝染性腹膜炎ドライタイプで、12'2/22 永眠。

　

・12'3/17（2日間連続デモ行進）
社団法人動物虐待防止協会ＳＰＣＡ主催、動愛法改正を求めるデモ行進！に参加
あいにくの雨のため少人数で、スタート時刻も遅れましたが、ＪＡＶＡさんのスタッフさんからチラシを譲って頂き配布させて頂きました。

　　

・12'3/18（2日間連続デモ行進）
ＮＰＯ法人ＪＡＶＡ主催、化粧品の動物実験反対デモ行進に参加予定でしたが、緊急で猫の救護活動のため参加できませんでした。

・12'3/22
エリア猫の管理巡回の帰りに、車に引かれ、血だらけで、眼球が飛び出たエリア猫を持ち帰る。
まだ身体が温かく、引かれた直後だったと思われます。
付近にいたカップルに協力して頂きました。
車は便利ですが、こうした犠牲も生まれます。
運転中は、人だけでなく、動物達の事も意識した運転を心掛けて下さい。お願いします。

　　

・12'4/5
エリア猫１匹が原因不明で永眠し火葬。



・12'5/15
エリア新顔の♀猫を保護

　

・12'5/16 
エリア内の子猫が永眠（原因不明）し火葬。
死因が伝染性（空気感染など）の病気、またはその可能性がある場合での所有地土葬について。
伝染性（空気感染、パルボ（嘔吐連呼、高熱）など）で亡くなった猫を所有地土葬する場合
最低でも 1～10メートルの深さで掘る必要があります。（伝染性死因での土葬規定もある）
そこに 石灰（せっかい白い石）を入れ（ウイルス吸収分解）、ビニールで密封。
これを行わないと、ワクチンを接種していない外の猫に伝染し、全滅する可能性があります。（エリア内で伝染性の病気や白血病などの猫がいれば、感染、流産し、1～2年でエリア猫全滅する場合がある）
火葬をしないと、伝染が継続する可能性もあります。
カリシなどでも、無消毒の場合、数週間後でもウイルスが生存し、感染したデータがあります。
カリシから肺炎などに繋がり死亡する場合もあります。
パルボやカリシなどは、ウイルスが強い為、空気感染は勿論の事、その現場に行く時は、捨ててよい服、靴、髪まで完全防備し、キッチンブリーチなどの塩素消毒（パルボはアルコールでは死にません）が必要です。
（できれば化学製品ではなく、自然製品（重曹など）で強毒ウイルスを死滅させる物があれば良いのですが…）
死亡した猫が、そのままだと他の猫に感染する場合もあります。
行政の共同火葬の場合は、無料もしくは数千円で火葬できます。
遺骨は帰えりませんが、お線香をあげに行ける場合があります。
有料火葬などは、共同、個別火葬のサービスがあります。
本来、亡くなった動物を個別火葬が好ましいのですが、費用に限りは有ります。
限り有る費用を、生きれる子、新しい命を生ませない費用などに回すしかありません。（欧米的な割り切った考え）
欧米では、死んだ子は研究や獣医療に役立てると聞きました。
だから獣医療が発展し、多くの命を救える。
日本は、古風な思想があり、死んだ子を奉り、人の気持ちや納得に固持する余り、獣医療の発展に繋がらず、それ疎か、生きている動物を実験し、実験動物を繁殖し、利益まで得る。

・12'6/9 
老犬2頭を受入。
家庭の事情で飼えなくなった犬を受入ました。
大型犬の1頭は、股関節形勢不全＋年齢的に後ろ脚がふらふら。
もう1頭の中型犬は、後ろ脚の靭帯にハンデがあり、がん腫瘍の摘出歴があります。

　


・12'7,9
子猫の情報を頂き、捕獲する為、建物管理者に立ち入りと捕獲作業の許可を頂き名刺を渡し、警察に捕獲作業を行う事をお話し、付近住民の方々にご挨拶を行いました。



・12'7,10
子猫３匹中１匹（キジトラ♀）捕獲保護。
回 虫がいました。回虫は他の猫にうつります。特にトイレが一緒だと回虫祭になります。卵などは飛び散ります。レボリューションは、最低２週間～１ヶ月おきに ３回行い、その後、検便かレボを毎月行う。回虫は白く細いゴムのようで、状虫は白い米粒の様で、死骸は白い粒になり、お尻の穴付近に付いています。状虫だ けはレボ以外の薬で、それ以外の虫はレボ。
※内部寄生虫の駆除後（検便確認）にワクチン接種します。

　　　　

因みに
宅 シェル先住猫は、全てレボ（kgにより種別）、避妊去勢（7ヶ月以上）、ワクチン（8週齢以上）、各種検査（エイズ白血病検査は保護日～最低1ヶ月以上経 過後）などを行っておりますが、ワクチンは保険ですので、カリシ等の感染力の強い病気は、ワクチン済みでも多少の感染する場合もあり、弱い症状がでる場合 もある為、捕獲保護後は隔離ルームで過ごして頂きます。
（エイズ、白血、コロナなどの陽性の場合は、接触をさせない構造を作って下ります）
「保護時の風邪の場合、クシャミ連呼で消炎剤、青黄色の鼻水で抗生剤、点眼点鼻（消炎抗生剤入り）、症状が酷い場合は、インターフェロン（インターキャット）等、高カロリーのad缶などを与えます。（食べない場合は、指で口内の上裏側の歯茎に付けると食べます）」

・12'7,14
子猫３匹中２匹目（ノラ黒♂） 捕獲保護。
この子猫も回虫が寄生。

　

・12'7,20
３匹目の子猫（サバトラ） 捕獲保護。
この子猫も回虫が寄生。

　

※内部寄生虫の駆除後（検便確認）にワクチン接種します。


�その他の写真

　　　　　　　　




▼現在進行中のメイン活動▼

主に、地域エリアの捨てられ殖えた猫の保護活動がメインです。

地域の警察に作業、活動のお話しをし、地域建物の所有者や管理者に許可を頂き、付近住民の方々にお声をかけ、保護活動を行っております。

▼7ヶ月齢以上の猫（早期避妊去勢手術は尿路にリスクが生じます。特に♂）を１匹保護した場合、最初に最低でも、必要になる医療費など（動物病院により医療費が多少前後しますが、私が利用または知る、ボランティアに近い病院を例にしています）▼

レボリューション2,5kg～7,5kg未満、2,5kg未満など
1本約1,500～2,000
（内外部寄生虫がいる場合、最低２週間～月１×３回。通常毎月またはフィラリア予防期間。状虫がいた場合は後付けで新薬など）

避妊去勢手術
約\4,000～10,000（♂♀による）

エイズ白血病の血液検査
約\4,000～6,000

３種ワクチン（生または不活化ワクチン）
約\2,500～4,000

コロナ血液検査
\2,700

検便検尿検査
各\1,400

病気や怪我などがあれば、上記額以上が必要になります。

他の主な必要品
サプリメント、療法フード、ノーマルフード（ロイヤルカナン等の良質フードを使用します。着色料や粗悪なものが含まれるジャンクフードは使用しません。例えば、銀の〇〇〇ンや猫〇気など）、猫砂（おから）、犬用シーツ、オムツ、サークル、キャリー、ティッシュなど。

▼ご寄付のお願い▼

今までは、全て自己負担で活動を行って参りましたが、今後、猫の保護救護など、犬猫、総合動物の権利活動、啓発活動など、更に拡大していく為に、日本銀行券が必要です。

動物を救う為に、私達の活動を支えて頂ける方は、ご寄付をお願い致します。

収支報告書（写真付き寄付金額、購入品額など）は、４―６月期、７―９月期、１０―１２月期、１―３月期の四半期で各期末に報告致します。

ご寄付の振込み先

新生銀行
大宮支店（店番号 ６６０）
普通口座 ０３５８ ７６９
クシノ ヤスタカ


▼最後に▼

なんの為に 生まれたか

動く物と書かれた 屈辱

孤独、恐怖、苦しみ、激痛の開放が 死

いま生きる子に、穏やかさを与えて下さい

大切にされない 命は 生まれるべきではない

先進国、新興国、人の平和ボケ
何処まで 欲を望めば
あの子達に 巡ってくるのでしょうか

…




全日本動物愛護連合 埼玉支部




2012/7/30