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医療の犯罪 1000人の医師の証言 - 日本語版に寄せて 1P

2014-10-04 09:36:03 | 読むとためになるもの
医療の犯罪 1p 日本語版に寄せて ハンス・リューシュ

私は出版社から日本の読者のために特に「まえがき」を書くよう依頼され、嬉しさと当惑と両方の気持を持っている。
本書はその表題からもわかるように、私だけのものではなく、私と考えを同じくする1000人の、そして更に多くの医師達のものである。

私はただ嬉しいどころか飛び上がるほど嬉しいのだが、それは世界のいずこの国においても動物実験の悪を進んで暴露する出版社は稀であることが分っているからなのだ。


私の当惑について言えば、私も日本へ行ったことがのない他のほとんどの西欧人と同様、ヨーロッパで数は少ないが美しい日本の映画を見て、ほんの僅かに日本の国と人々について知っているだけだという事である。

どういうわけか、私がいつも漠然と個人的な概念として心にいだいているのは、東洋は知恵の在所であり、一方西欧は誤りの、しかも極めて重大な誤りの、源なのだ。

サウジアラビアを舞台にした私の或る小説の中で、一人の遊牧民の長にこんな風に言わせるところが或る、「太陽は別として善はすべて東から来るが、雨は別として悪はすべて西からやってくる」と。
ともかく、うまく説明できないがこの信念がいつも私にまといついて離れない。


私は非常な興味をもって、甲田光雄博士の本書への序文を読んだ。
甲田先生の理論と方法をもっと詳しく知りたいと思う。

ほとんどの人は自然の知恵のおかげで生まれながら健康であることに、先生も同意されると思う。
それどころか、先生は「病気の大半は誤った生活が原因」と言っておられる。

一つだけ御批判申し上げたい。
先生は「動物実験の必要性を感じていない」と書いておられる。
これは私に言わせれば「動物実験に反対する言葉としてあまりにも弱すぎるのだ。

考えある人々が増えて来て、私もその人達と意見を共にするが、動物実験は「不必要」であるばかりかそれをはるかに超えて、むしろ医学、したがって人類、に対する猛烈な害の耐えざる源となっているのだ。
何故なら動物実験は、その信頼すらできない間違った答を、鈍感な自称「医学研究者」に与え続けているからなのだ。


ヨーロッパの人口の半分を一掃した線ペストのような中世の大疫病は、密集地域に住む人々の不衛生状態から起こったのだが、今日、人類を脅かす新しい病気のほとんどが動物実験場から発したものであるということは明らかなのである。

1996年12月26日

医療の犯罪―1000人の医師の証言
三交社



http://alfjp.blog96.fc2.com/
動物愛護 映画館 ★ アニマルライツ シアター


     


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2 コメント

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お疲れ様でした (まゆころ)
2011-12-26 23:04:43
知らない間にずい分体調不良起こしてたのですね…
自分も病気になっても薬に頼りたくないので、
きっと志を同じくする人たちはかなり
ひどくなってしまうこともあるかも…

しかし、もう新薬のために動物実験はいらない。
過去あった病気ならかつての手当て法でいくらでも良くなる。
ひきたくない風邪をもよおした時はハーブティーか柿の葉茶で体を温める。

まだ読んだことない本なので見てみます。

お大事に。。。
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まゆころちゃん (ケイ)
2011-12-28 18:14:31
久しぶり。
薬に頼らないからとかでひどくなるわけじゃないよ。
その症状を抑えたりやわらげたりする方法に詳しい人が少なくて身近にいないってだけだと思うよ。
普通の医師は身体に良い治療の方法を知らないからね。

もう90%ぐらい治ってきたよ。
ありがとー。
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