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 【子供たちは何を食べればいいのか】37P 牛乳の中身の真実 より

2014-06-21 22:52:58 | 読むとためになるもの

乳製品の危険性 パート1



 1、実際の脂肪分

牛乳は別名「液体脂肪」と呼ばれるほど、大量の脂肪、しかも動脈を詰まらせ、心臓病や脳梗塞のリスクを高める飽和脂肪を大量に含んでいます。
牛乳の成分表示が100g中の重量パーセントになっているために、たいていの消費者は騙されてしまっています。

「脂肪3.8%」と表示されているふつうの牛乳は、実際にはカロリーの51%、また「1%」と表示されているローファット牛乳(低脂肪乳)は19.6%が脂肪なのです。

飽和脂肪やコレステロールは、肥満、心臓病、脳梗塞、ガン(乳ガン、前立腺ガン、大腸ガン)、糖尿病の要因となります。
子供の肥満、早熟、初潮年齢の低下もこれと関連しています。


 2、加熱殺菌で失われるもの

牛乳を摂氏65度で加熱殺菌すると、カルシウム、マグネシウムのような複雑な有機塩は熱によってこわされ、分解することのできないリン酸カルシウム塩になってしまいます。

これでは体が利用することはできません。
牛乳にはカルシウムが豊富に含まれていることは確かですが、加熱殺菌した牛乳のカルシウムは、体にとって何の役にも立たないどころか、体の組織を詰まらせる有害物質と化してしまうのです。

日本で市販されている牛乳のほとんどは、65度の低温殺菌ではなく、120度の高温殺菌ですから、ミネラルの破壊はもっと強烈です。
加熱殺菌した牛乳を子牛、子犬、子猫に与えたところ、発育不全、さまざまな病状、短命などの障害が現れることを多数の研究が証明しています。(※4)


 3、日本人の大半が乳糖不耐症

世界の人口の70%は乳糖分解酵素(ラクターゼ)を持っていないために、乳糖を分解することができません。
乳糖を受け入れられる白色人種を除いて、牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなるのはそのためです。

実のところ、私たち日本人を含むアジア人は85~95%の人が乳糖不耐症に該当するのです。
牛乳は「自然が与えてくれた完全食品」として宣伝されていますが、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするのは、異常でも何でもなかったのです。

アメリカではPCRM(責任ある医療を推進する医師会)が、「フード・ピラミッドに牛乳を加えていることは、乳糖不耐症のアジア系、アフリカ系、ヒスパニック系のアメリカ人に対する人種差別である」として、連邦取引委員会に陳情書を提出しています。

PCRMはまた、これらの民族系アメリカ人たちは、牛乳からはほとんど、あるいはまったく何の恩恵も受けられないため、牛乳は「健康づくりに役立つ」と主張する乳製品業界のキャンペーンは、意図的に誤解させるような有害な広告ではないかという調査依頼の陳情書も提出しています。


 4、発ガン性物質

ブリジストン大学のジェシカ・アウトウォーター教授は、「なぜ牛乳が乳ガンを引き起こすか」という論文(※5)のなかで、「牛乳は文字通り【発ガン性化学物質のカクテル】ともいえる危険な食品である」と述べています。

牛乳に含まれるミルクタンパクのカゼインは、私たちが食事として取り込むもののなかでは、間違いなく最も強力な単一化学性発ガン物質といえます。

牛乳に含まれる脂肪は女性の体内で過剰のエストロゲン(注)を製造させます。
血液中のエストロゲンが高くなると乳ガン、前立腺ガン、大腸ガンなどのリスクが高まります。
牛乳に含まれる微量のエストロゲンが体に与える影響についてはまだわかっていません。

(注)女性ホルモンで1ℓ中に4~14ナノグラムの17β-エストラジオールを含む。

牛乳に含まれるIGF-1(インスリン様成長因子)が人間のIGF-1とまったく同一のため、牛乳を飲んでいる人の細胞の増殖を促進させ、乳ガン、前立腺ガン、大腸ガンになるリスクを高めることもわかってきました。(※6)

IGF-1は強力な成長ホルモンで、子牛を短期間のうちに巨大な体に成長させるため、母牛のミルク(牛乳)の中に含まれているものです。
しかし人間がこの牛乳を飲むと、牛乳が胃酸を一時的に中和してしまううえ、牛乳の脂肪によって、胃酸が牛乳に含まれるIGF-1をこわすのを妨げられてしまいます。

その結果、IGF-1が人の体内に吸収されてしまうため、成長期にある赤ちゃんや子供は急激に成長していくことになります。

しかし、牛乳のおかげで子供たちが大きく成長したと喜ぶわけにはいきません。
IGF-1はかなり強力なガン細胞成長刺激物で、血液中のIGF-1レベルがたとえ少量上昇しただけでも、乳ガンになるリスクが7倍になることが研究で明らかにされているからです。(※7)

戦後、日本人の乳ガン、前立腺ガンが激増してきているのは、偶然ではなく、この50年間の牛乳摂取量の増加と密接な相関関係にあるのです。

さらに牛乳には、残留農薬、抗生物質、膿、ウィルス、バクテリアなどの有害な汚染物質も含まれています。

つまり、こうして考えてみると、牛乳を飲むことは病気をつくり出す行為であり、牛乳がけっして私たちが思い込まされていたような、「自然が与えてくれた究極の健康食品」というものではないということです。


子供たちは何を食べればいいのか―子供のからだは家族が守る!
松田 麻美子 (著)

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3 コメント

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Unknown (通りすがり)
2010-12-22 12:37:42
マクガバンレポートでも100対0のスコアで牛乳たんぱくカゼインに癌細胞を劇的に促進する作用があることが
科学的的に証明されていましたね。
牛乳を否定されるとキレちゃうようなカルシウム不足の人は
癌になっても飲み続けてみてほしいです。
あっというまに死ねますよ♪
返信する
通りすがり (ケイ)
2010-12-28 11:35:46
牛乳をすすめてる人、牛乳をやめようと言わない人は子供の健康とかどうでも良いんでしょうねきっと。
そんな大事な事より自分のやりたい事を優先させるんですよね。
返信する
Unknown (Unknown)
2017-03-30 18:17:47
スーパーで幼い子供を連れたお母さんが牛乳を買っているのを見ると何ともいえない気持ちになり悲しくなります。無知って本当に罪ですね。間違った情報をなんの疑問も持たずうのみにするのではなくもっと正しい知識を身につけて欲しいです。自分の命、大切な人の命は自分で守らなくては!!
返信する

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