うーん・・・これは・・・と思ってしまったので、
将棋のネットコンテンツ化について少し考えてみた。
まず、誰でも考えると思うが、
コメント、変化手順つきの棋譜データを
iTunes のように個別にダウンロード販売する、
というのはすぐにできそうだ。
無料の棋譜プレイヤーを配って、
過去の観戦記などをどんどんその形式にしてゆけばよいだけ。
慣れた人なら一局分入力するのに1時間くらいだろうから、
一旦枠組みができてしまえば、コンテンツを増やすのに
それほどコストはかからないと思う。
問題は、どれだけ売れるか、だ。
こればかりはよくわからないが、
ひいきの棋士の棋譜を集めたいという人はそれなりにいると思う。
今は、全局まとめて、のような売り方しかしていないから、
何千円、何万円を出すのはどうも、となるが、
人気に応じて、一局50円くらいからで売れば、
それなりに売れるのではないか?
ある時点での棋士の人気、というか、
その人の棋譜の価値が、ダウンロード数、あるいは
棋譜売り上げという明確な形で出るのも、
よいことだと思う。
次に、売り切りのコンテンツでなくて、
インタラクティブなタイプとしては、
ネット解説会はどうかなと思う。
現在は、名人戦中継などのリアルタイム中継の中で、
掲示板があって、視聴者が質問すると、
それに答えてくれたりするが、これを、
リアルタイム中継ではなくて、
終わった戦いについてやる、というもの。
平日の夜とか、休日とかに、
希望の多い対局の棋譜を、
ネットでインタラクティブに解説する。
動画中継を使ってもよいし、
掲示板チャット的な方法でもよいだろう。
渡辺竜王ブログのように、
指した人が、何を考えていたかも含めて
解説してくれれば一番よい。
質問できれば、有料でも観る人はいると思う。
今の名人戦中継について、
朝日オープンは無料で毎日は有料だからけしからん、
とかも言われているが、毎日の中継では、
質問したりできるので、サービスの質には差がある。
最後に、ストリームタイプのコンテンツだが、
今回の BIGLOBE のものを観た限りでは、
将棋はストリームタイプのコンテンツには
あまり向いていない、ように思う。
フラッシュニュースみたいのは、
ほとんど活字でも得られる情報だし、
棋士のインタビューも、かなり突っ込んでくれないと
おもしろくならないと思うし、
レースクイーンは、個人的にはトホホだし、
一部で人気の加藤一二三さんの番組も、
個人的には、なんだかなぁと思う。
かろうじて観たいと思いそうなのは、
将棋界の一番長い日、のような特別な日を
ドキュメント風に編集したコンテンツかなぁ。
瀬川さんの試験のときの、森下さんの解説映像は、
わりといい線いっていたかもしれない。
名人戦のBS解説のようなものをネット配信する、
というのはとりあえずありそうだ。
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