きよりんこと清塚信也さんが
ご自身のチャンネルで激推ししていた、
アルゲリッチのラフマニノフの3番の演奏。
確かに、べらぼうな演奏だ。
ピアノ協奏曲ではなくて、
ピアノ独奏曲ときどき伴奏つき、
という感じ。
ピアニストとしては
たまらないだろうが、
指揮者からすれば
なんだこれは?
だろうか・・・
最初から全く嚙み合っていなくて
どちらも苦笑いしているのだが、
アルゲリッチはいっさいお構いなく、
ついて来れるものなら来なさい的に
パワー全開でバリバリバリと弾いてゆく。
最後のほうはついに、オーケストラが
合わせにいっている感じ。
確かに、白熱した圧倒的な演奏
であることは間違いない。
アルゲリッチは素晴らしいピアニストだが、
純粋音楽のようなものを求めていたので
エモーショナルな演奏は
あまり好みではなかった。
しかし、こういう演奏や、
さらに若い頃の演奏を聴くと、
アルゲリッチの登場は、確かに事件だった、
ということがよくわかる。
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