113cm クラスのものも含めて、
何か所かのお店で、
いくつか試弾させてもらった結果、
結局、121cm クラスの
中古のピアノを買った。
決め手になったのは、
(というか、自分を説得する
ための理由にしたのは)
アクション部分まで含めた
鍵盤の長さ。
奥行きが小さいピアノは
どうしても鍵盤のアクションが
短くなるので、
鍵盤の手前と奥での
タッチの重さの差が大きくなる、
らしい。
これはてこの原理からくるので
いかんともしがたい。
ヤマハのコンパクトピアノ
b113 の奥行は 53cm
カワイの Ku-10 の奥行は 54cm
これに対して、スタンダードな
ヤマハの YU11 の奥行は 61cmある。
ピアノの奥行と
鍵盤の長さの関係は
よくわからないのだが、
試弾していて、この差は
それなりに大きいの
かもしれないと感じた。
特に、今練習している
シューベルトの op. 90-3 は、
鍵盤の奥を弾くことが多いので、
違いがより感じられる。
しかし、そうやって
自分を納得させて決めた後に、
ベヒシュタインなどの
欧米の高級アップライトピアノは、
コンパクトなものが多い
ということに気づいた。
それでも、当然ながら、
弾きにくいというようは
評判は聞かない。
どうなっているのか
少し調べたところ、
たとえば、ベヒシュタインの
エントリーモデル?の A112 は
高さは名前のとおり 112.9cm だが、
奥行は 57.4 cm ある。
YU11 クラスより小さいが、
ちょうど b113 と YU11 の
中間くらいの奥行だ。
推測なので当てにはならないが、
これが、良いバランスに
なっているのかもしれない。
ベヒシュタインや
スタインウェイ、
あるいは、そのセカンドラインの
ホフマン、ボストン、などの
アップライトピアノの動画を見ていると、
今回買ったものが物足りなくなったら、
次は、輸入アップライト
を買おうかなぁ、と思ったりする。
お値段が倍以上で、
国産のグランドの中古が
買えてしまうのだから
実際にはかなり厳しいが・・・
それに、既に次を
買うことを考えているのは、
今回買ったピアノに
はなはだ失礼だろう。
さっそく毎日弾いているが、
やはり電子ピアノとは
弾いているときの愉しさが全く違う。
電子ピアノもとってあるので、
たまに弾くと、
よくこれで満足していたなぁ・・・
と感じるレベル。
しかし、音がよく響くので、
フォルテとピアノの弾きわけは
かなり難しい。
もっと練習しないと。
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