総括がいろいろなところに出ているが、
基本的には「公開性」「透明性」が
評価されているようだ。
従来、役所の中だけで行われてきた予算折衝が、
一部とはいえ公開された意味はとても大きかったと思う。
科学技術予算など、長期的な視野が必要で
判断が難しい予算もあるが、
誰がみても(当事者以外)
これは明らかに無駄だよなぁ、要らないなぁ、
という事業がいろいろとあることもわかった。
予算枠囲い込みのための事業、
ファミリー法人への発注確保のための事業だ。
省庁にしてみると、自分たちの省や部局の
予算を増やすことが存在価値につながるので、
予算枠をなんとしても守りたいという
インセンティブがある。
その結果、国全体が
まだ発展途上だった頃からの名残りで、
今となっては不要な事業が、形を変えて
まだまだたくさん残っているのだろう。
それらの多くは、
民間ではやらないような
市場価値の無い仕事なので、
ファミリー法人に発注されていると思われる。
しかし、前にも書いたが、
なぜ、国会の予算委員会でこれと同じことが
できないのだろう?
それから、来年以降は
特別会計についても、
ぜひやって欲しい。
明らかに無駄な事業の比率は、
最初から枠が決まっている分、
特別会計のほうが、多分高いと思う。
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