小説を書き始めた20代の頃は、自分をわかって欲しい という気持ちもありましたが、20年を経て 自分を表現することには百%興味がなくなりました。 今はカミオカンデそのものになって 世界を感じる方が楽しいですね。 作家の小川洋子さん。 朝日新聞書評欄より。