神様のカルテ

「神様のカルテ」の映画版
DVDを借りて見た。

ストーリーはよくある「医は仁術」もので、
特に深みは無いのだが、
ディテールはよくできていて、
十分に楽しめたし、泣けた。

宮崎あおいはもちろん良いが、
桜井翔も好演。

そしてなんといっても、
加賀まり子あっての映画だ。

「御嶽荘」は「めぞん一刻」を思い出して
懐かしかった。

ぬきた先生の「後悔するぞ！」は
ちょっと身に沁みた。

ラストのピアノ曲がいいなぁと思ったら、
辻井伸之さんの即興らしい。

ベタな曲だし、演奏もかなり荒っぽいのだが、
それでも心に沁みるのは、なんというか、
音楽へのまっすぐな愛、なのだろうか・・・