「将棋マガジン」に執筆していた
自局解説「ハブの眼」をまとめた文庫本。
そこには、現在の羽生さんからは
ちょっと想像しにくいくらい、
若々しい羽生さんがいる。
解説や対局時の心境などはもちろん面白いのだが、
テレビでF1を見たとか、
「マーフィーの法則」を読んだとか、
リレハンメルのオリンピックで
アイスホッケーを見ているとか、
なんというか、ごく普通の若者の姿が
かいま見られて面白い。
その一方で、
荒俣宏さんの「福子妖異録」を読んだ、
というのは、いったい何なんだろう・・・
文章も、ですます調と、
である調が混じっていたりして、
幼いような、でも、案外それが
素のままの感じがあっていいような。
取り上げられている対局は、
谷川さんとのものが多い。
やはり、羽生さんにとって、
谷川さんは特別な人なのだ
ということがよくわかる。
明日(もう今日か)はいよいよ
竜王戦の第四局。
羽生さんが一気に永世竜王を手にするのか、
それとも、渡辺竜王が根性を見せるのか。
「妻の小言」の応援がまた泣かせる。
(リンクを張ろうとしたら、
eXciteブログはお昼までメンテ中だった・・・)
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