コンセプト的な源流は「丸山スペシャル」
と呼ばれるものに遡るらしい。
「丸山スペシャル」といっても、
丸山九段とは関係が無い。
このサイトによると、丸山スペシャルは、
> 2005年に行なわれた第15回将棋選手権予選で
> ▲丸山将棋△磯辺将棋戦で総手数1057手!という対局がありまして、
> そのとき丸山将棋が用いていた戦法です。
> ちなみにその対局は磯辺将棋がダウンして丸山将棋が勝っています。
だそうだ。
コンセプトは、コンピュータ将棋の
「自分からは攻めない」という弱点を突くもの。
その後、稲庭将棋というソフトが
コンセプトを進化させて、相手の時間切れ負けを狙い、
2010年のコンピュータ将棋選手権に出場。
1次予選をトップで通過した。
ボンクラーズ‐米長戦の序盤で起きたことは、
ほぼ丸山スペシャルのコンセプトどおり。
ボンクラーズは、自分の有利を意識していたが、
自分からは攻めずに手待ちを繰り返した。
しかし、時間切れ負けでないルールでは、
成功しても千日手にしかならないのが
問題だなぁ・・・
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