40代とは違う50代の困難

よみタイの、村井理子さんのエッセーから。

> 50代において問題となるのは、
> フィジカル面での衰えだけではなく、
> メンタル面の暴走なのではないかということだ。

> さらに怖いのは、暴走を抑制するはずの自我が
> どこかに行ってしまうということだ。

> ダメだとわかっているのに暴走し、
> 暴走し続けることを厭わない瞬間がある。

> どんな局面においても、重い諦めがぎっしり詰まった
> 「もういいや」が出てきてしまう

うーん・・・とてもよくわかる。

会議の資料ができていないのに、
YouTube を見続けてしまうとか・・・

もちろん、こういう逃避は昔からあったのだが、
それにブレーキをかけるタイミングが
昔よりずっと遅くなって、ギリギリになっている、
というか、時にはアウトになったりする。

50代というよりは 60代になってから顕著になって、
テレワークでさらに加速されている感じがする。

平野啓一郎さん風に言えば、
分人化が進んでいる、
人格の統一性がどんどん緩くなっている、
ということかもしれない。

もともと刹那的なところがあったのに、
困ったことだ。