日々の寝言~Daily Nonsense~

200種類60兆個

今日のNHKスペシャルは、国谷さんによる、
iPS細胞の山中伸弥教授のインタビュー。

iPS細胞 = induced Pluripotent Stem Cells

成功する研究者の秘訣は
Vision と Work。

われわれの体の中の細胞は、
200種類60兆個。

ヒトの遺伝子は2万以上。

最初から負け戦をするのは
勇気ではなくて無謀なことだ。

(臨床医としては挫折したので)
一気に何万人もの患者さんを
救うような研究をする。

漠然とした Vision から
具体的な Vision へ。

#奈良先端大学院大学の評判が
#また上がったなぁ・・・

この先生となら楽しく研究できそう。

ES細胞で活発に働いている
遺伝子は100種類。
そこから4種類の組み合わせを絞り込んだ。

予想どおりにならないことも
大切な結果だ。

体力には自信があります。

この人がこれでやめてしまったのでは
もったいない。

100種類の遺伝子が機能している時期を調べて
24種類に絞り込む。

#24+24×23+24×23×22+24×23×22×21

20年、30年成果がでなくても気にしなくていい、
僕はずっと君を雇ってあげるから。

#そう言われてもなぁ・・・

逆転の発想:足し算の原理から引き算の原理へ。

#しかし、なんで4つなんだ???

予想がはずれてもがっかりせず、
嬉々として実験する。

起こったことを、ありのまま受け入れる。

#伊右衛門茶も株を上げたなぁ。

研究は何百年も続く
長い長いリレー・駅伝である。

独創的な自然のくれるヒントを見逃さない。

予想がはずれても失敗とは限らない。

iPS細胞に薬品や刺激を与えて培養すると、
分化が起こり、神経細胞、心筋細胞、網膜細胞
などになる→再生医療に利用する。

細胞分化のプロセスは本当に不思議だ。

iPS細胞を使って新薬や治療法の実験もできる。

iPS細胞から生殖細胞やクローン人間も作れる。

#なぜ人間は幅広い再生能力を失ったのだろうか?

生命はすごいの一言に尽きる。

謙虚にならなくてはいけない。

自然が一番の先生である。
自分がやっている実験結果が先生である。

頭より手を動かせ。
考えている間に患者さんは死んでしまう。

#自分は考え過ぎだなぁ・・・

患者さんの役に立ってから
死にたいなぁと心から思っています。

ノーベル賞は(到達点ではなく)通過点でしかない。

#大変良い番組でした。
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