寝ている間に筋肉は分解される

だいぶ前に、NHK の「トリセツ」で
筋肉のことをやっていたのを
録画で見た。

印象的だったのは、
寝ている間に筋肉が減る
という実験。

ディレクターが実際に測ったら、
寝る前と起きた直後では、
筋肉量が 1g 程度減っていた。

うーむ・・・

理由は、寝ている間は
断食状態で、栄養が来ないので、
筋肉が自分を分解して、
免疫系などの生存に重要な
システムに回している
ということらしい。

要するに、筋肉というのは、
運動するためだけでなく、
タンパク質を貯蔵するためにも
役立っているということだ。

以前から、起きたらすぐに
アミノ酸を飲むと良い、
というようなことは
YouTube の筋トレ系動画で
見たことがあったが、
こうやって実際に減るのを
見せつけられると
インパクトがある。

お金と時間を使って
育てている筋肉が
意味もなく失われてゆく
というのはなんとも惜しい。

なので、番組によると、
朝食にタンパク質を摂るべし
ということだった。

日本人は、どうしても
夕食が多めになって
朝食は軽めになりがちだが、
３食バランスよく
タンパク質を摂る方が良いらしい。

アメリカやイギリスのホテルで出る、
朝からがっつりベーコンと卵、
というのは、ある意味では
理にかなっているのか・・・

日本でも、味噌汁は大豆たんぱくだし、
旅館でよくでる焼き鮭がついている朝食は
理にかなっているのかもしれない。

パン食だとどうしても
ハムや卵に頼ってしまい、
今度はコレステロールと
バッティングするのだよなぁ・・・

とりあえず、鮭フレークを買って、
和風の朝食にしてみようと思う。

番組 HP にはタンパク質を接種
するためのカードゲーム
というのもあった。

鮭、サラダチキン、納豆、
あたりを使うのが良さそうだ。