何もかもが場当たり、何もかもがパフォーマンス

菅首相が、中国、韓国両首脳に
被災地訪問を要請したという。

確かに、ニュースにはなって見栄えはするけど、
被災地の多くの人にとって何が嬉しいのだろう？

以下は妄想です。

Ｋ首相：ぜひこの機会に被災地訪問をお願いしたい
Ｏ首相：ただ行くだけというわけには・・・
Ｋ首相：いえ、＜わたしと一緒に＞行って頂けるだけで、わたしの株は上がるんです！
Ｏ首相：・・・

Ｏ首相：じゃあ、尖閣問題は議論しないということで
Ｋ首相：もちろんです

以上は妄想です。

現在の政府のやり方を見ていると、
首相周辺が、政治とは何かを、本当に全く理解していない
としか思えない。

首相や官房長官が内容を詰めずに、
思いつきや人気取りでとりあえずの発言、行動をすることが
「政治主導」と本気で思っているようだ。

例：枝野さんの債権放棄発言
　　菅総理のお盆までに仮設住宅発言
　　一見不可能に見える工程表

政治とは、もっと地道な交渉で
しっかり内容を詰めることなのだが、
そっちは完全に人任せ。

債権放棄：東電と銀行で相談してください。
仮設住宅建設：県にがんばってやらせます。
工程表：東電に厳守させます。

そういえば、国会の会期を延長しない、
というのも信じがたい。

きっちり詰めて決めなくてはいけないことは山積していて、
休会の暇などあるはずがないのだが・・・

一日も早く政治ごっこはやめて欲しい。

追記：
例によって、福島産のさくらんぼなどをみんなで食べたらしいが、
どうせ事前に厳格な計測をしているのは明らかで、
こんな茶番に説得力を感じる人が
いったいどれだけいるのだろう？？？

こういうお馬鹿なパフォーマンスが効果がある、
と思われていること自体が国民として屈辱的だ。