唱えているそうだ。
「公共」という概念も、
よくわからないもののひとつだ。
日航の再建にあれほど政府がかかわるのも、
公共的な企業だからという理由のようだ。
(それは間違いという意見もあるが)
市場の情報処理能力がいろいろな最適分配問題を
高速に解決するのは事実だとして、
それでも公でやるべきことはあるのだろうか?
たとえば、道路。
多くのインフラが民営化されているのだが、
道路は高速道路以外はまだ役所の仕事だ。
役所で計画を立てて実施するのではなくて、
JRや私鉄のような道路管理会社をいくつかつくって、
競争させたらどうなるのか?
そうした会社はどうやって儲けるのか?
高速道路以外について通行料をとるのは論外だろう。
道路周辺の土地開発や道の駅などを作って儲ける?
半ば公益団体的に道路の企画・管理手数料で儲ける?
倒産したらどうなるのか?
銀行が道路を差し押さえる???
採算の取れない道路は作られなくなる?
たとえば、県ごとに会社をつくれば、
企画・管理コストが高いのか低いのか、
顧客満足度はどうか、
企画力(交通流調査の結果)
などを比較することは可能だ。
複数の企業が同じ地域で競合すると、
鉄道のように無駄な道路ができる可能性がある?
独占になったときの影響が大きい?
独占禁止法で対処できないのか?
県単位だと、全国規模のバランスが保てない?
うーん・・・
やはり公の役割というのは、
いまひとつよくわからない。
だから、新しい公共、
なのだろうか?
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