第4局は丸一日かけた将棋が千日手となり、
指し直しの末、羽生二冠が勝った。
羽生さんは、1年ぶりの王座復位を決めて、
羽生三冠となった。
根性が無くて、千日手局の終盤だけしか
見られなかったのだが、すごい将棋だった・・・
とにかく難解な攻防。
渡辺さんはかなり悪いと思っていたようだが、
途中、羽生さんに勝ちは無かったのだろうか?
もともと羽生さんは、後手番なら
千日手でも良いと思っているので、
無理に勝ちには行かなかったのかもしれない。
誰にも見えていなかった△6六銀は
久々に大きなインパクトがあった、羽生マジック。
渡辺さんに「すごい手があるものです」と言わせるのはすごい。
千日手局だが、名局賞になるのではないか?
全体的に並べてみると、気迫と気迫がぶつかって、
羽生さんの気迫が上回ったという印象。
この二人のクラスだと、現時点では技術的には優劣なく、
気迫と集中力の勝負という感じだなぁ。
指し直し局は先手になった羽生さんが
終始攻め続けてそのまま押し切った。
気持ちのよい将棋だったようだ。
羽生さんは本当にまだまだ強い。
これで王座のタイトルは通算20期となり、
大山名人の記録に並んだ。
更新はほぼ間違いないだろう。
一方の渡辺さんは人生で初の失冠。
因縁の勝負はまだまだ続きそうだ。
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