イギリス制作のドキュメント。
録画してあったものを見た。
ロシアの社会は、政権に批判的グループが弾圧されて、
かなり大変なことになっているようだ。
ウクライナ侵攻の背景の一つに、
ロシア経済の傾きやアメリカの弱体化に加えて、
こうした内政的な問題もあるのだろう。
プーチン大統領は、いろいろな面で
相当追い詰められている感じがする。
ANN のニュースでの、筑波大学の中村教授の解説では、
プーチン大統領の狙いは、
ウクライナのゼリンスキー大統領を捉えて、傀儡政権を作り、
ウクライナ国民に、欧米の無力さを示すことで、
ウクライナ全体を親ロシアの国に変える、
ということらしい。
その根本動機は、欧米に対する
ロシアの復讐。
なんというか、無茶苦茶ではあるが
とてもロシア的という感じもする。
もしも侵攻が目的を達せずに止まるとすれば、
ロシアの側で、プーチン大統領を支持しない動きが
大きく広がることだけだろうということだった。
今回のウクライナでの軍事行動が、
今後長い期間にわたって国際社会での
ロシアの信用を失墜させるのは間違いがない。
にもかかわらず、決行してしまったのは、
やはり中国の支持が得られる可能性が、
背景にはあると思う。
その一方で、米国にとっても、
ロシアの信用失墜が、いろいろな意味での
自国の利益につながる、という読みがあるのだろうが、
ちょっと追い詰め過ぎた、のかもしれない。
うーん・・・
一日も早く戦闘が終結することを願う。
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