Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡＠TOKYO NODE

というわけで、平日の夕方に
Perfume Disco-Graphy
25周年の軌跡と奇跡@TOKYO NODE
を観てきた。

TOKYO NODE、というか、
虎ノ門ヒルズは
初めて行ったがが、
日比谷線の駅から直結で
とても便利。

建物の内部のデザインも、
光のラインを
活かした幾何学的なもので
なかなかかっこいい、
というか、Perfume 的。

シャトルエレベータで
オフィスフロアの入口の
７F まであがり、
そこからエスカレーターで
８F にあがる。

チケットは事前に買っていたが、
当日券もあった。
５時前だったので？
会場も空いていて良かった。

Perfume の３人が、
展示についてガイドしてくれる
（というか、展示を観ながら感想をしゃべる）
VOICE TOUR というのが
あったので買った。

自分のスマホで
アクセスして使う。
ヘッドフォンがあれば 800円。
ヘッドフォンを借りると
さらに 200円かかる。

ガイドの音声を
持ち帰れると楽しいのだが、
２時間だけアクセスできる
仕組みらしい。
なるほど・・・

以下、ネタバレあり。


最初の部屋は、
３次元ドットに模した
光の粒で作られた
３人の巨大な像が
展示されていて、
いろいろなパターンで光る。
ウェイティングルームのような感じで
期待が高まる。

２つ目の部屋は、
Perfume のダンスの分析。
ダンス映像から
おそらく Deep Learning を使って
骨格情報を出して、
それが類似した
シーンを並べて表示している。

良く見れば、
MIKIKO さんの
癖のようなものが
見えてくる？

３つ目の部屋は
一番広い部屋で、
４つの展示が並んでいた。

１つめは、Perfume の
パフォーマンスが、
ピラミッド型の
スクリーンに投影されていて、
違う角度から見られる
というもの。

普段見られない、
後ろ姿が見られるのは
面白い。

２つめは、モーションキャプチャを使って、
手に持ったマーカーを動かすと、
それを追跡するように、
天井からの光のビームが動く
という体験デモ。

実際のコンサートで使われた
様子の映像も流れていた。

仕組みは単純だが、
実際にやってみると、
ちょっと魔法感もあって、
面白い。

他の展示もそうだが、
体験しているところを
自分のカメラで撮るのは
限界があるので、
２人以上で行くのがお薦めだと思う。

３つ目は、
ステージにあがると、
３次元スキャンされた
自分の姿が、リアルタイムに
スクリーンに映し出される
という体験デモ。

前のエントリーにも書いたが、
３次元の姿が見られるだけでなく、
手の動きで何かを制御するなど、
もうちょっと何か
インタラクティブな工夫があると
面白いと思うのだが・・・

４つめは、有名な「マカロニ」の
影の演出を体験できるというもの。

これは、やってみなかったし、
やっている人もいなかったので、
どういう感じなのかよくわからなかった。

影が大きくなったり、
自分から離れたりしたのだろうか？
マカロニのダンスを
マスターしていると楽しめそう。

この他に、この部屋では、
何分かに１度、
部屋全体を使った
Edge のパフォーマンスが見られる。

コンサートで使われた映像なども使って、
かなり広い部屋全体が彩られるので、
インパクトがあった。

部屋の中の展示をゆっくり見ていれば
自然に見られるくらいのタイミングだが
急いでいると見損なうかもしれない。

その次の展示は、
細い廊下に25年間の年表が
飾られている。

シングルとアルバムや写真、
エピソードが埋め込まれていて、
見ていると飽きない。

次の部屋は、
これまでに使われた
ハイヒールが中央に
展示されていて、
「ポリリズム」と、
「25年の軌跡と奇跡」という
映像作品が
３面の大きなスクリーンに
投影される。

内容は、ポリリズムの映像 MIX と、
３人のインタビュー。

ポリリズムの映像 MIX は、
YouTube でもファンがやっているが、
過去のいろいろなコンサートでの
映像をつなぎあわせたもの。

大画面なので迫力があって、
若い頃から現在に近いところまでの
軌跡を十分に味わうことができる。
感動して、ちょっと泣きそうになった。

最後の展示は、
Tシャツ、CD、メモ、
スケジュールカレンダーなどの
資料展示。

Tシャツが壮観だし、
初期の手書きの
スケジュールカレンダーは
面白かった。

VOICE TOUR は、
３人が展示を見ながら
おしゃべりしているのを
聴いている感じで、
楽しかった。

各展示に文章での説明はあるが、
800円なら、買うのは
ありだと思う。

もうちょっと高くして、
映像もあわせて
持ち帰れるようにしたものもあると
良かったかもしれない。
そのうち売られるだろうか？

おまけの部屋では、
IMA IMA IMA の音楽にあわせて
自分でライティングや
レーザーなどを演出できる
という展示があった。

ただ、メインのステージ上が
空なのが、ちょっと残念。

いちおう、コントロール卓の
モニタ上に合成映像は出るのだが、
もうちょっと工夫があると
良かったと思う。

力尽きた感じ？

出口を出ると、戻れない。

おみやげ屋さんに入るにも
チケットが必要、
というのは、どうなのだろう？
別に、自由に入れるように
しても良さそうだが・・・

お決まりのクリアファイルを
記念に買った。

全体としては、
見に行って良かったと思う。
Edge も ポリリズムも
３回ずつ見て、
久しぶりに、
Perfume を堪能した。

やっぱり良いなぁ・・・

平日とはいえ、
もうちょっと混んでいないと
営業的にはどうなのだろう
と心配してしまうのだが、
個人的には、体験も含めて、
ゆっくり自由に見られたのは
ありがたかった。

30周年では
Perfume のアバターと
対話できて、
リクエストした曲を
踊ってくれる、
ようになっているだろうか？？