TBS のニュース動画から。
とても久しぶりに、ロケットの打ち上げから、
ドッキング、そして、ハッチが開いて ISS の中に入ってくるところまで、
ライブで見ていた。
ドッキングのシーンは、
漆黒の宇宙の中をソユーズがゆっくりと
ISS に近づいてゆく様子が、
「2001年宇宙の旅」のようだった。
アポロ 11号のときの興奮を
少し思い出した。
前澤さんは、好きでも嫌いでもないが(そもそも良くは知らない)、
特にお金持ちの家に生まれたわけではないようなのに、
自分で会社を作って、子供の頃からの夢を叶えたのは
素晴らしいと思う。
他のお金持ちの場合、宇宙旅行といっても、
数分間くらいしか滞在していない場合が多いのに、
ISS に 12日間も滞在するというのも快挙だと思う。
特別な宇宙飛行士だけのもの、と思われていた宇宙が
かなり身近になったという感覚はある。
TBS アナウンサーの秋山さんのときも
そうだったはずなのだが、自分で稼いだお金で行っている、
というあたりが、印象の違いにつながっていると思う。
その秋山さんが「格差社会の象徴」
とコメントした、という記事があった。
確かに、一人の人間の個人資産として、昭和の頃なら、
ちょっと考えにくい金額だと思う。
でもまぁ、こういう人が生まれるということには
社会を活性化する面もあると思うので、
ちょっと複雑な気持ち。
もっと社会のためになることにお金を使うほうが良い
と言う人もいるが、それを言ったら、
そもそも宇宙ステーションなんて作らなくても・・・
という話にもなってしまいそうだ(ならないか?)。
上の記事には、
> 宇宙空間のすごさや地球の美しさを感じることで、
> 例えば環境維持のような『みんなの夢』の実現に向けて
> 努力するきっかけになれば。
ともある。こうした、
宇宙に行って何かを感じることで、価値観などが変わるのでは?
というような話は、もっともらしいのだが、
過去の事例を見る限りでは、
そこまで大きくは変わらないような気もする。
貧乏性なので、どうしてもあれこれと考えてしまうのだが、
でも、理系の人間として、久しぶりにワクワクさせていただいた、
ということは間違いがない。
NASA などが、ISS からの映像を
ライブカメラで流している、
というのも、今回改めて知った。
無事到着おめでとうございます!
無事の帰還をお祈りいたします。
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