日々の寝言~Daily Nonsense~

ハゲタカ

NHKのドラマ「ハゲタカ」が
一挙再放送していた。

今、ちょうど最終回を見ている。

改めてよくできたドラマだったと思う。

原作があるので当然だが、
よく取材されていて、今見るとさらに、
何が起こっていたのかよくわかる。

機能不全になった経営陣と
慣性にひきずられる不採算部門を整理する外科手術屋。
それが本来の再生ファンドの役割ということらしい。

しかし、一歩間違えれば、解体・転売屋になる。

ドラマとして成り立つように
デフォルメされているし、
ラストは希望を持たせる終わり方になっているのだが、
(レンズ部門は良くても、そのほかはどうなるのだ?)
その部分をさし引いても得られるものは多い。

大森さんと松田さんの絡みがスリリングだ。

柴田さんは銀行マンとは
ちょっと違う感じなのだが、
でも他に誰がというと思い当たらない。
役所さんくらいか?

音楽も素晴らしい。

映画にもなるらしいが、
成功して欲しいと思う。

こういうコテコテの「ドラマ」が作れる一方で、
「だんだん」や「天地人」のようなのも
作ってしまうというあたりが
NHKの余裕なのだろうか・・・
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