電王戦の第2局が土曜日にあった。
二番手は、佐藤紳哉六段とやねうら王。
やねうら王は、ボナンザメソッドを使わずに
独自路線を行くソフトウェア。
特徴とされている局後学習機能というのは、
自分が指した将棋を、時間をかけて読み直して、
データベースを更新してゆくという機能らしい。
将棋は、やねうら王の四間飛車と
佐藤六段の居飛車穴熊の戦いになり、
じっくりとした序盤から
佐藤六段が仕掛けた。
中盤で佐藤さんに見落としがあって、
不利になったが、そこから盛り返して、
一時は逆転したかとも言われていたが、
結局、終盤、一分将棋では勝ちきれず。
当初、色物と思われていた対戦が
予想以上の熱戦にはなったが、
しかしコンピュータはやはり強かった。
終盤の入り口で微差だと
かなりつらそうなので、
すでに、正面から戦うのでは
なかなか勝てないという状態
なのかもしれない。
これでソフト側が2連勝となり、
早くも人間はカド番。
次は、豊島七段とYSS。
これに勝てないと全敗が見えてくるので、
豊島さんにはぜひ勝って欲しいが・・・
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