いつも、疲れるからやめよう、
と思いつつ映画を見てしまう。
今回は行きと帰りで3本。
行きは、1本で、
Ghost in the Shell
攻殻機動隊の実写版で、
スカーレット・ヨハンソンが
草薙少佐を演じている。
映像やアクションシーンはよくできていた
(お金がかかっていそう)が、
ストーリーは今ひとつ(音声が英語だったせいもあるが)。
ハッキングの映像なども、ちょっと安易な感じ。
良くも悪くもハリウッド映画のテイスト。
興行的にもそれほど
盛り上がらなかったようだ。
帰りの1本目は、
The Lost City of Z
これは、2016年の amazon 配給の映画だそうで、
日本の映画館にはかかっていないようだ。
アマゾン探検に取りつかれた男の話。
ロケを現地でやったとかで、
これも映像に迫力はあった。
ストーリーは今一つ。というか、
探検の部分は、かなりダラダラとしていて、
それに家族や戦争などいくつかの要素が
絡むのだが、全体として何が言いたいのか
よくわからなくなっている感じがした。
アマゾンの野蛮さと
第一次世界大戦の野蛮さを対比
させているところなどは、
ちょっと地獄の黙示録と近いものもある?
検索したら、こちらに
すごく面白い解説があった。
2本目は
The Hidden Figures
これも昨年の映画だが、日本では9月公開らしい。
邦題(「ドリーム」)のつけ方が話題になったとか。
3人の黒人女性の NASA マーキュリー計画
(有人宇宙飛行)での活躍を描いている。
いい映画だと思うし、アメリカ国内の評価も
高かったようだが、基本的には人種差別、
(女性差別も若干含む)へのプロテストの映画なので、
日本ではアメリカほどは受けないかもしれない。
個人的には、計算係の女性たちが、
IBM のマシンが導入されることになったことを知り、
FORTRAN をいち早く勉強して使いこなす立場になった、
というエピソードに、先を読んで行動することの
重要性を教えられた。
事実を脚色している部分もあるようだが、
3つの中ではこれが一番よかったかなぁ・・・
どれも、わざわざは見に行かない思うので、
飛行機の中で見られてよかったと思う。
そういえば、ちょっと前にアエロフロートに
乗ったのだが、機内の映画に
タルコフスキーの作品がいくつかあったのは
さすがだと思った。
こういうのも愉しみだ。
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