ベートーベンが第九の四楽章でやりたかったことは何か?
などとふと考えた。
四楽章においては、二楽章、三楽章のフレーズが
振り返られたあとで、ソリストによって
「こうした調べではなく、もっと別の調べを」と歌われる。
二楽章や三楽章が自分の今までの音楽、
あるいは、自分以前の音楽を表しているとすれば、
四楽章はそれらとは違う、新しいことをしたかったのだろう。
それは何か?
思いついた答えは、
音楽を単なる音楽ではないもの、
現実における「力」にすること
ではなかったか、というもの。
message、ある種の protest としての音楽?
こう言ってしまうとちょっと陳腐だが、
それまでの「音楽」よりもずっと深いレベルで、
人の心に呼びかけるもの、が作りたかった
のかもしれない。
14日には教育テレビで全曲放送があるらしい。
録画しなおしだ。
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