アメリカ国防省主催の災害対応ロボットの競技会
DARPA Robotics Challenge の予選で、
東大発のベンチャー企業 SCHAFT の
ロボットが優勝した。
2日間かけて、階段(かなり急)登りや
車の運転、ドア通過、壁の穴あけなど、
8つの種目で性能が競われた。
人間型ロボット分野は日本のお家芸ということもあり、
SCHAFT の優勝は前評判どおりの結果だったが、
本番できっちり全種目をクリアして勝つのはすごい。
この分野での日本の技術の優越さを改めて見せつけた感じ。
本選は来年行われて、
優勝賞金は200万ドル。
でも、この SCHAFT は
Google に買収されているのだ・・・
資金や開発環境は飛躍的に良くなるとは思うので、
当事者としては当然の選択だし、
世界的にもいいことなのだと思うが、
ちょっと複雑な気分。
ちなみに、記事の中の、
> また、競技中のロボットは人間の操作を受けることなく、
> すべての動作を自律的に行わなければならない。
というのは間違いだと思う。
たしか、遠隔操縦はOKではなかったか??
追記:WIRED Japan に
「DARPAロボコンで勝利した日本のヴェンチャー企業が、
グーグルに買収された理由」という記事があった。
要するに、日本では資金調達が難しかった、
ということらしい。
ひと昔前だったら、経産省が出資、ではなくて補助
していたはずだが、もうそういう時代ではない、
ということなのだろう。
その一方で、技術をきちんと評価できる
ベンチャーキャピタルはほとんどない、
という状態がまだ続いているようだ。
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