日々の寝言~Daily Nonsense~

ABEMA 将棋トーナメントはチーム藤井が優勝

ABEMA Times の記事から。

昨日(9/18)は、ABEMA 将棋トーナメントの決勝戦があり、
チーム藤井「最年少+1」が
チーム木村「エンジェル」を、5-3のスコアで破って優勝を決めた。
(3人ずつの団体戦で、先に5勝したチームが勝ち)

勝負は、6戦が終わって、
3-3の互角という白熱した戦いになった。

そうした中で、藤井さんは木村さんとの
大将戦を鮮やかに制してこの日3勝目をあげ、
4-3と優勝に王手をかける。

1日前の 9/17 には、
棋王戦の挑戦者決定トーナメントで
斎藤八段に負けていたのだが、
ほとんど影響は無いように見えた。

1人の棋士は3回までしか戦えないルールなので、
残り2局の勝負の行方は、
高見七段と伊藤匠四段に託された。

ここで、チーム最年長の高見七段が立候補。
相手チームも、佐々木勇気七段を投入して
戦いはいよいよクライマックスへ。

角換りの戦型から、高見さんが
千日手模様の手待ちを見せたところを、
佐々木さんが果敢に打開していったが、
やや無理もあったようで、
そこを積極的に突いていった高見さんに
形勢が傾いた。

そこを耐えて怪しく粘る佐々木さんだったが、
高見さんが迷いつつも、最後はなんとか突き放して
見事に勝ち切った。

高見さんは、この日2連敗していたので、
ここはなんとしても勝ちたかったと思う。
こういう一番は得てして空回りになりがちだが、
そこをしっかり勝ったのには感動した。

ところで、優勝賞金は 1,000万円(チームで)だが、
準優勝だと何もないのだろうか??
対局料はあるとしても、
500万円くらいはあげてもいいのでは・・・

藤井さんと高見さんは、
賞金をパソコンに使うと言っていたが、
プロ入りしたばかりの伊藤さんは
これまでお世話になった方々にお礼がしたい
と言っていて、少し泣けた。

それに対して、高見さんが、
先輩なんかおごるのがあたりまえなんだから
気にしなくていい、みたいなことを言っていたのも
また良かった。

確かに、応援団とすれば、パソコンでも買って
もっと強くなってもらうのが一番のお礼だろう。

 * * *

それにしても、半年間勝ち抜いての賞金が 1,000万円
(一人あたりだと 333万円)で、
「ドキュメンタル」が 6時間くらいで賞金 1,000万円
(参加者が自腹で参加費を出しているとはいえ)というのを較べると、
賞金の相場というのはなかなか不思議なものだ。

改めて、「ドキュメンタル」のシステムというのは、
要するに博打なのだなぁ、と思った。
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