沢木耕太郎が、ロバート・キャパに寄り添う。
キャパを一躍超有名にした TIME の写真は
実は直前に亡くなった恋人のカメラマンが、
実際の戦場ではなく、演習中に撮影したものだという。
その写真で戦場カメラマンとして有名になってしまった
キャパの心情や如何・・・
その「負債」が、彼を、ファシズムとの戦い
という正義が失われた後も、
次々と危険な戦場に駆り立てた、
というのが沢木さんの仮説。
* * *
わたしは「負債」というよりは、
恋人への想いがあった、と思う。
キャパはタローの志を継いだ。
しかし、失われてしまった恋人が
それを認めてくれることはない。
だからこそ、どこまでも危険な場所へと
自分を導いて行かなければならなかったのではないか?
そんなことを想った。
番組の中で映された
満月に照らされるスペインの丘が、
素晴らしく美しかった。
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