シベリウスの音楽をやっと手に入れた。
多くの人がお勧めの
ベルグンド+ヘルシンキフィルの
シベリウス交響曲全集(8枚組)を
4000円くらいで買ったのだ。
CD一枚あたり500円は安い。
いい時代だ。
さっそく、第7番を聴いてみた。
これまで、シベリウスは
交響曲第2番と、ヴァイオリン協奏曲
くらいしかまともに聴いていない。
いきなり7番はやはり厳しかった。
いろいろな人が言っているとおり、
一度聴いただけでは、
とらえどころの難しい音楽だ。
全体でも20分程度の短い作品なのだが、
楽章間に休止がなく、
4楽章の交響曲と言うよりは、
1楽章の交響詩のようだ。
構成が複雑というか、
めまぐるしく景色が変わる感じで、
音楽の展開の必然性みたいなものが
感じられにくい。
というか、シベリウスは何か確固とした
イメージを持って作曲しているのだが、
1度聴いたくらいではそれが見えてこない、
という感じだろうか。
ちょっとブルックナーの交響曲とも
似たフレーバーを感じた。
何度か聴かないとだめそうだ。
ベルグンドの指揮は、
熱くはないが密度が高い感じで、
評判どおりの良い演奏だと思う。
チェリビダッケの指揮でも聴いてみたかったが、
演奏していないのだろうか。
2番や5番は録音があるのだが・・・
8枚もあって、他にもいろいろ
面白そうな曲がありそうなので、
ゆっくりと楽しみたい。
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