Paul Lewis というピアニストの シューベルトのソナタを聴いた。 とても高い演奏技術と素晴らしい表現力を駆使して、 とてもリリカルに、自由に歌い、でも崩れない。 歌うように音楽を作った (そういうふうにしか作れなかった) シューベルトの楽曲の真価を、 存分に引き出している。 シューベルトのピアノソナタは、 ともすると繰り返しが目立ち、退屈になりがちなのだが、 そういう感じが無くとても楽しめた。 これはかなり理想に近いような・・・