日々の寝言~Daily Nonsense~

理化学研究所の事業仕分け

ニュースで理化学研究所の
事業仕分けの様子が報道されていた。

菊田真紀子衆議院議員?
あるいは亀井亜紀子参議院議員?
「研究分野に他の法人との重複がある。
みんなで協力して一箇所でできないのか?」

うーん・・・

省庁間の壁の名残による重複はあるかもしれないが、
ある程度は重複して、競争しながら進めるからこそ、
イノベーションが促進されるのだと思うが。

「docomo、au、softbank、携帯電話事業に重複がある、
3社も必要なのか?みんなで協力して一箇所でできないのか?」

こういうふうに言っているのと
ほぼ同じことなのだが、
それがわかって言っているのだろうか?

尾立源幸参議院議員
「秘書97人のうち6人が研究者の配偶者」

確かに不透明さはあるのかもしれないが、
それにしてもあの場で取り上げるようなネタだろうか???
鬼の首を取ったように話すのは、
かなり恥ずかしいと思うのだが、
そう思わない感性が信じられない。

WG-B の評価委員リストを見ると、
理系の研究開発経験者は皆無に近い
(松井孝典さんくらい?)。

科学技術分野を重点的に仕分けするというのに、
いったいどういう理由で選んだメンバーなのか?

「普通の人」にもわかるように、
ということなのだろうか・・・

しかし、民間企業で研究開発の議論をするのに、
こういうメンバーを選んだら、お笑いだと思うのだが、
どうして国だとOKなのだろう?

せめて民間企業の研究開発トップくらい
何人か入れればいいのに。
そんなことしている暇は無いか・・・

結論は研究開発業務については「現状維持」
だそうで、まあ妥当なところだと思う。

というか、あのメンバーでは具体的な項目に
切り込むのは無理だ。
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