日々の寝言~Daily Nonsense~

年間20mSvをめぐる混乱

学校校庭の放射線量をめぐる混乱は
まだまだ続いている。

共同通信のニュースから

米国の民間組織「社会的責任のための医師の会
(Physicians for Social Responsibility: PSR、本部ワシントン)」が、
20mSV/年について、
「子供の発がんリスクを高めるもので、
このレベルの被ばくを安全とみなすことはできない」
との声明を発表したという。

PSR はノーベル平和賞も受賞している団体。
ホームページはこちら
でも、どこに声明があるかはわからなかった・・・

ところで、日本の放射線防護医学の学会も
専門家としての声明を出せばいいのに。

 * * *

基準値の妥当性もそうだが、それに加えて
なぜ政府は子供の被曝を少しでも防ぐ対策を積極的にしないのか???
ということも大きな問題だと思う。

校庭の表土の除去、
校舎の高圧水洗、
マスク配布、等々
できることはいろいろあるはずだ。

表土が放射性廃棄物だというなら、
そんなものの上で子供に遊んで欲しくはない、
と思うのは自然だと思う。

ICRPが、とか、安全委員会が、と言うのではなく、
もっと真剣に福島の親を納得させることをしないと
政府の不誠実さの印象だけが強まってゆく。

コメント一覧

曲り屋
同感
 素人的な見解ですが,「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」というのがNet上にありますが,その中の別表4に年齢別の線量係数があり、乳幼児等は成人の2-4倍位影響がある気がするので同格に扱うのはやはり×な気がしますね。大体「すっから管」というのか「言うだけで何もしません民党」は少子化対策に力いれるんじゃなかったのかな?ほんとデタラメな奴らだ。
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