会員資格更新のハガキが届く。
何年前かのGWに会員になったので
この時期に来るのだ。
というわけで今年も
1年ぶりくらいにDVDを借りた。
「市民ケーン」
池田信夫さんのブログで紹介されていた、
News Week 誌の映画ベスト100に影響されただけだが、
ずっと、アメリカの市民活動家を描いた映画だと
思っていたのが^^; 全く違っていて驚いた。
作者(原作、監督、主演)のオーソン・ウェルズ曰く、
一人の「人」を描いた作品。
自分というものが空虚で、
周囲の他人のために何かをしようとするが、
それはすべて自分が愛されたいためで、
本気で他人の幸せを実現しようとしているわけではない、
そんな一人の男の生涯を描いている。
映画撮影・演出技術や、舞台装置という点で、
映画史上に燦然と輝く作品であるのは確かだが、
感動するような映画ではなく、
かなり複雑な気分になった。
主人公のメンタリティに近いものは
自分の中にもあるので、よけい複雑だ・・・
しかしこの映画リスト、
ヨーロッパ映画はほとんど入っていない。
さすがアメリカ人・・・
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