米国の白人中間層の支持、
という説明になっている。
要するに、白人の労働者階級は、
エリートへの富の偏りと、
移民の流入の両方に苦しめられて、
生活が悪化し、既存の政治への不信がつのり、
何でもいいから新しいものに賭けた、
ということのようだ。
本当かどうかはわからないが、
もっともらしい説明ではある。
こういう中間層の人口比率は
どれくらいなのだろう?
日本でも同じことは起こっていて、
いわゆる中流が、どんどん下流化している。
飢えこそしないものの、生活は、
いろいろな意味で、徐々に、
しかし確実に悪化していると思う。
まだなんとか中流に残っていても、
何かあれば一気に下流になってしまいそう
という不安が高い。
結局、資産、それも、金融資産ではなく、
土地などの物理的資産、それから、
人的関係の社会的資産、さらには、
自分で稼ぐ能力の能力資産、
こういうものを持っていないと、
貯金が少しくらいあっても、病気しただけで
もう一気に下流に転落しそうだ。
病気にならなくても、いつの間にか、
気がついたら生活が苦しくなっていて、
もうそうなると這い上がれない、
ということになりそうな予感がする。
嫌だなぁ・・・
* * *
米国の状況は、日本で、
民主党が自民党に勝ったときと
似ている感じもするのだが、
トランプ氏は鳩山さんよりは
ましなのだろうか?
どちらも資産家という意味でも
似ているし・・・
また湾岸戦争のような
ことにならなければ良いのだが・・・
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