菅首相の総裁選立候補断念の裏では、
安倍さんが暗躍していた、という話。
元々、自民党内では、安倍-麻生の二世グループと
二階-菅の叩き上げグループの対立があったが、
安倍政権の末期に、もりかけ・桜問題等での追及を避けるために、
安倍-麻生グループが一時的に譲歩して、
菅さんが利用されたという経緯がある。
新型コロナの行方も見えない中、
一番大変な時期に首相を引き受けた
菅さんも、棚からのぼた餅に
目がくらんだ面もあるとはいえ、
偉かったとは思う。
最大の楽しみの一つは、首相として
オリンピック・パラリンピックを開催すること、
だったのだろうから、中止はありえなかった。
しかし、その菅さんが、期待どおり
ボロボロになったところで、
次の選挙を睨んで、安倍-麻生の
二階-菅おろしが始まる。
まず、解散先行、総裁選先送りという
菅首相の延命策が毎日新聞の報道で潰れた。
誰かがリークしたのかもしれないが、
毎日新聞は珍しいので、違うのかもしれない。
さらに、岸田さんに二階おろし宣言をさせて、
菅首相の迷走を誘う。
対抗策として、党内人事を言い出した菅さんは、
判断力を欠き、完全に罠にかかった形だ。
既に死に体の菅さんを支えるために
幹部職を引き受ける人はおらず、
四面楚歌、万策尽きての退任宣言となった。
後は、岸田、河野、いずれが総裁になっても、
安倍-麻生にとっては身内なので、
幹事長もすげ替えて、11月になるだろう
総選挙に備えるという筋書きだという。
同様の見立ての記事は、
NEWS ポスト・セブンにもあった。
しかし、菅さんは、安倍首相の暗部も、
二階幹事長の暗部もみんな知っているはずで、
それこそ文春にでもリークすれば
自民党が崩壊するくらいの
大変なことになると思うのだが、
さすがに、そこまでの自爆テロは
できないのだろうか。
政治の世界は、
まったく変わらないなぁ。
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