新日鉄住金 ＶＳ ポスコ

おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

新日鉄住金と韓国鉄鋼最大手のポスコとの間の裁判が始まりました。

特殊鋼材の製造技術は門外不出とされていたが、それが不正に流出した、と新日鉄住金は主張。

→ 詳細はこちらです

記事にあるように、「秘密管理性」が争点となりましょう。

この手の争いは、守るのが大変です。

攻める方は、アクセスできたことを立証すればよい。

「知的財産の管理」は、なにも大手企業だけに限りません。

中小企業も同じ。

お宅の会社の社長さん。

取引を示唆されたからと言って、他社の技術者を工場内に立ち入らせたりしていませんか？

「みせなきゃ売れない」という気持ちもわかりますが、過去にも痛い目に遭ったはず。

かつて、提出させられた金型図面が新興国に流れた事実を覚えていますよね。

今日もお読みいただき有難うございました。