”知財コミュニケーション研究所 知財コミュニケーター”® 知財活用コンサルタント・セミナー講師:新井信昭のブログ 

「社長! その特許出願ちょっと待った!」。「見せない 出さない 話さない」と「身の丈に合った知財戦略」で企業を元気に!

本当? 音痴克服法の特許取得

2015-12-19 05:14:47 | 知的財産経営(知財経営)ニュース
おはようございます。知財コミュニケーターの新井信昭です。

カラオケがにぎわう時期。

忘年会シーズンにうってつけの話題が「音痴克服」ですね。

それには私も悩むが、できるものなら克服したい。

目についたのが、

「宮城教育大で音楽教育学を教える小畑千尋准教授(45)考案の音痴克服法が、特許を取得した。」の記事。

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どうもマンツーマンの音痴指導法のようだ。

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「特許取得」となれば、調べたくなるのが性。

ありました。特許第5794507号

ただ、これは正確にいうと、

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも基準となる音高の音を出力する基準音出力手段と、
訓練者の声を入力する声入力手段と、
前記声入力手段に入力された声の音高を求める音高検出手段と、
前記基準音出力手段から出力された音の音高と前記音高検出手段が求めた音高とを比較して音高一致または音高不一致を判断する音高判断手段と、
訓練者が、前記基準音出力手段から出力された音の音高と、自分が発声した声の音高とを比較することにより認識した音高一致または音高不一致の入力を受け付け、当該音高一致または音高不一致の入力を認識信号として認識判断手段へ出力する認識入力手段と、
前記音高判断手段の判断と、前記認識入力手段の認識信号とを照合して認識一致または認識不一致を判断する認識判断手段と、
前記認識判断手段が前記認識一致または前記認識不一致と判断したとき、正解を知らせる正解信号または不正解を知らせる不正解信号を出力する解答出力手段とを、
有することを特徴とする音痴改善トレーニング装置。

から分かるように、「音痴改善トレーニング装置」。

人間対人間の訓練法ではないようです。


今日もお読みいただき、有難うございました。


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