”知財コミュニケーション研究所 知財コミュニケーター”® 知財活用コンサルタント・セミナー講師:新井信昭のブログ 

「社長! その特許出願ちょっと待った!」。「見せない 出さない 話さない」と「身の丈に合った知財戦略」で企業を元気に!

サンジェニックvsアップリカ

2013-02-03 09:01:45 | 弁理士という職業
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

昨日は、ある研究室の創立30周年パーティーに出席。

それぞれの道で活躍しているOBやOGが、先生を囲んで当時を振り返っていました。

囲まれた先生が何ともうらやましく、とてもいい光景でした。

何でも、東北の郷里でリンゴ農園を継いだOBは、遠方なので出席できないが、その代わりに皆で食べてくれ、ということで、自身が丹精込めたリンゴを箱ごと研究室に送ってくれたそうです。

人間・師弟の関係って、いいですね。

話は代わり、損害額の推定。

 紙おむつ用ごみ箱に関する特許権について、サンジェニック・インターナショナル・リミテッドがアップリカ・チルドレンズプロダクツに損害賠償などを求めた訴訟。

詳細はこちらです

「直接日本で販売せず、別の代理店が輸入販売していた場合も特許権を持つ企業の損害額は幅広く認めるべきだ」というのが、知財高裁の判断。

アップリカが上告しましたので、最高裁の判断となりますが、知財高裁も裁判官5人による「大合議」で審理しました。

この手の争いのリーディングケースになりましょう。

今日もお読みいただき有難うございました。

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