"おくりびと"を観に行った。
ワシは二回目になる。
賞を取ったっちゅうコトで
いつもはそんなに混まんレイトショーなんやケドも
この日は中段から上の席は結構入ってた。
やっぱりマスメディアのチカラはスゴい!
新聞に書いてたコトなんやケドも
この映画の影響で、"納棺師"の仕事を志す人間が増加し
葬儀屋への問い合わせが増えたっちゅうコト。
どんな仕事でもそれぞれに役目っちゅうモンがあって
総てがやりがいのある時間を送れるっちゅうコトは無い。
たった一本の映画を観てココロを動かされるキモチは理解る。
せやケドも、この映画で取り上げんかったら
どうやったんやろうなぁ?
それでもこの道を志すコトが出来るんやろうか?
それやったら素晴らしいコトである。
映画で取り上げられて無ければ…
ワシは簡単に志すコトなんか出来ん。
せやかて、その道で生きるっちゅうのは
生半可や無いであろう。
今まで納棺師として生きて来たヒトたちが
どれだけ苦労があって、それに耐えて来たか
っちゅうコトを考えたらキレイゴトだけで
簡単に志すコトって、ワシには出来んなぁ。
納棺師だけや無い。
火葬場の職員さんとかもそうである。
公設の施設っちゅうコトで"公務員"なんやケドも
それらしからぬ苦労はかなりあったであろう。
深く帽子を被り、サングラスをかけ
伏し目がちでハナシをする様。
ワシらには理解り切れんコンプレックスや苦労がある。
どんな仕事でも苦労はあるケドも
簡単に志さずに、それらを総べてしょい込めれるか
熟考してから志しても遅くは無いと思う。
簡単に出来んコトをやってる。
敢えて手を出さずに、認識する。
そういうカタチの"敬意"もあるとワシは考える。
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