飼い主の事情により手放した鳥を
保護・飼育するNPO団体にスポットを当てた番組を
番組の終盤だけやケドも、視た。
「身勝手に飼うから手放すコトになんねん!」
短絡的に捉えてしもたら、そない思てまうし
ワシも、そのひとりになりそうなんやケドも
視てみたら…「なるほど…」っちゅう風なコトもある。
引き取りを依頼するヒトっちゅうのが
高齢者が殆どで、その殆どが長い間家族として
絆の深い付き合いをしてた様である。
「せやのに…なんで?」
っちゅう風に思てまう。
ぢつは、多くは"オウム"とかのコトバを発する鳥で
寿命が我々が想像してるより遥かに長いそうである。
"声を発する"
"寿命が長い"
っちゅうのがポイントである。
先に自分の方に身体的事情が発生し
そのまま飼い続けるっちゅうコトが困難になり
断腸の想いで、新たな飼い主に託さ去るを得ん
っちゅうコトが、大きな原因である。
高齢者っちゅうコトで、手放すヒトの殆どが
身体的事情であり、急病や重病での入院や
中には亡くなられたヒトも居った。
あと、オウムを飼うてた父親が認知症になり
引き取って飼い続けたモノの、発する声が大きく
マンションの住民の迷惑になるっちゅうコトで
泣く泣く手放したっちゅうヒトも居った。
その中で、貰い泣きしそうになったケース。
飼い主である女性が、急に心疾患に襲われ
引き取りを依頼して来たケドも
泣き乍ら、長年の相棒であるオウムと別れた。
その際のやり取り…
まず、オウムが女性の嗚咽を聞いて
同じ様に嗚咽を声に出す。
…コレは、表面的に捉えたら"オウム返し"とも映る。
せやケドも、もっとツラいんはココから!
NPO団体のヒトが持つ鳥かごの中で
手放した"おかあさん"の方を見て…
「(ボク)ドコイクノ?」
っちゅうコトバを発したシーン。
コレはオウム返しでは無い。ホンマのキモチからの声やった。
ワシはこの先、たとえ独り身のままで
この世を終えるコトになりそうでも
ペットを飼うつもりは無い。
それはムカシからの考えでもあるケドも
この番組を視て、改めてそのキモチが強くなった。
"無責任"
そんな風なキモチは一切無い。
ただただ、先に逝かれるのも、こっちが先に逝くのも…
ツラい。
それだけである。
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