今回は米国海軍機でチャンス・ヴォート社の「コルセア」(またはコルセイア:Corsair)。この会社は今はなく、L.T.V.社からノースロップ・グラマン社へと変わっているようだ。だが、「コルセア」という名前は気にいっているのか引き継がれていて、初めは1930年頃のO2Uコルセア観測機。
次は第二次大戦での有名なF4Uコルセア戦闘機。この機体は主翼が下向きに下がってから上反角がつく逆ガル翼となっているのが特徴。大出力用の大直径プロペラにより主脚軸が長くなるのを避けるための手段という。ジェットの時代になってからもA-7「コルセアII」攻撃機が湾岸戦争でもつかわれた。
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