空:飛行機プラモデル画像

プラモデル6 零戦

   大戦初期に量産された、いわゆるゼロ戦は二一型と呼ばれ艦上型のため翼端が500mm折り畳み式となっていた。この折り畳み部をなくして翼幅を短縮し、そため角型の翼端としたのが三二型と呼ばれる機体である。数は少ないが見分けやすい。

   この三二型は速度は増加したが、航続性能が悪くなったため、翼幅を元に戻し、航続性能も向上させたものが二二型として生産された。このあとに生産されたのが五二型。下の写真は二二型。キットはHasegawaの1/72だが、購入してから時間がたっている。360円だった。




   機体の呼称について。ゼロ戦は十二試艦戦として開発発注され、零式艦戦として生産された。十二試というのは昭和十二年度の試作発注の意味。零式というのは皇紀2600年度を意味している。皇紀というのは神武天皇の即位から数える年号で昭和十五年-1940年が皇紀2600年にあたる。九十八式とか九十七式というのは皇紀2598または皇紀2597年度を意味している。皇紀2600年度は海軍は零式だが、陸軍は100式といっていた。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る