前回と同じ鳥居峠の奈良井側だが、夏の暑い日。トンネル入口近くを国道19号線 のあたりから撮るのだが夏は蒸気による排煙の重厚さが見られない。ここは午後には逆 光となってしまう。だが、いつものようにドラフトを響かせゆっくりと登ってくる光景 は魅力的だ。1968年8月の撮影。 長野方面から野菜を満載して重連でのぼってくる。 上、峠を越え軽快に下ってくる下り列車 列車の旅の懐かしい情景。間もなくトンネル進入の汽笛が鳴り、窓を閉めにかかっている。