痙攣しているオットに「嘔吐したものが詰まる」「舌を噛んではいけない!」と思って、咄嗟に私はオットの口の中に、2本の指を突っ込んでしまいました。
冷静に考えると、少し前に痙攣・てんかん時には、
「無理に口の中にタオルやモノを入れてはいけない」という記事を読んで、知っているはずだったんです。
なのに私は指を入れてしまい、結果、オットの凄い力により
かなりの出血をしてしまいました。
その時は気が動転していたので、痛さは感じなかったのですが、
オットが病院に搬送されたあと、
説明を終えたドクターのもとに行って「すみません診てもらえませんか」と言ったほどでした。
結局は、受付に行って「手続きが必要」みたいなことを言ったので、
「それは面倒」と思い、
トイレの手洗い場に行って、自分で綺麗に洗い止血しておきました。
ドクターも何してるんだ、と思ったでしょうね。
でも、一週間ほど痛かったです。改めて「噛む力って強い力なんだな」と痛感しました。
20分ほどで救急車が到着し、オットはすぐに担架に乗せられ、救急車の中へと運ばれていきました。
オットの様子を見た救急隊員の方は、まず第一声に「コロナワクチンを打たれましたか?」と尋ねてきました。
「打ってません」という私の返事に少しビックリした様子で、次に「持病はありますか?」と。
オットはこの数十年、歯医者以外の病院に行ったこともなく、
風邪をひいて寝込むことすらありませんでした。
しばらくして、救急救命士の方は「てんかん発作ですね。今までに同じようなことはありまか?」
てんかん発作?!
結婚してから、「てんかん」になったことは、もちろん一度もなく、
オットからそんな事も聞いたことありませんでした。
倒れてすぐは「心臓?」と思いましたが、どうやら心臓ではないな、と感じていたときに、救急隊員の「てんかん」という言葉。
ああ、心臓じゃない「脳」だ、、、
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます