型紙を下絵にモデリングして3Dプリンタで印刷していきます。
雲台のベース台は厚さ八ミリ。3Dプリンタ標準のPLA素材で
ネジ穴もデリングしています。
本体正面に4カ所ネジで固定して、雲台を取り付けた状態です。
問題のスマホの固定方法ですか、前回は上下に太いバンドを渡してスマホを納めていたのですが、スマホを縦にして挟むとなると、新たな固定方法を考える必要があります。色々頭の中でシュミレーションした結果、スマホホルダーで固定するのが１番いい方法という結果になりました。
私が使っているスマホはiPhone7で、予備バッテリーカバーを付けているので、本体が厚いのですね。そうなるとスマホホルダーだと固定が出来ないので、カットしたアクリルボードをねじ込んで、挟む部分を延長しています。
挟む部分にはスポンジラバーを貼り付けてズレにくいように改良しました。
問題はスマホホルダーををどうやってゴーグル本体に取り付けたらいいのかという話しですが、雲台を本体に取り付けたらいいという結論です。
しかし雲台をつけようとするとゴーグルから横にはみ出てしまいます。
よってはみ出る部分は3Dプリンタで土台を作ることにしました。
最初に台座となる型紙をつくって、それを下絵にモデリングしていきます。
使っていないスマホ用のVRゴーグルがもう一つあるので、こちらを改良することにしました。
今回のタイプはスマホを納める蓋がついていて、邪魔になるので、蓋を外して表面の邪魔な出っ張りなどをミニルーターで取り除いていくことにします。
片方のレンズを外して対象物が肉眼で見えるようにします。今回はスマホを左側に付けるようにするので、右側のレンズを外しました。
スマホのレンズが右側に付いているため、なるべくセンターにレンズ部を位置させるためです。
前回スマホ用のVRゴーグルを製作したのですが、最近はショート動画など短い動画が流行っているのですね。今は誰でも撮影した動画をアップロードする時代なので、ちょっと長い動画を見るのも面倒くさくなってしまうのはうなずけます。その点Tik Tokやyoutubeショート動画などは一分以内なので、サクッと見られて手軽ですね。
私も今までDIYしたものを１０分といった動画を制作していたのですが、結構な手間がかかるので、最近は面倒くさくなってアップする数がずっと少なくなってしまってます。
ショート動画ならば簡単に作れると思ってこちらの流行に乗ることにしました。
しかしショート動画は縦撮影が基本なので、私が前回製作したVR動画撮影装置だと横画面しか撮影出来ないのですね。だからスマホを片手に持って製作物の使用状況など撮影する方法はとてもやりにくいです。
よって今回はショート動画対応のVRゴーグルを新たに製作する事にしました。