護王神社を後にして
お香、各種文具を求めて鳩居堂へ
鳩居堂は1663年薬種商として創業(驚!)
その歴史を遡っていくと 熊谷直実の名前が。。。(熊谷駅前のアレです)
お店ホームページにある「お店の歴史」の書き出しが
「1180年 熊谷直実が、軍功により源頼朝から「向かい鳩」の家紋を賜りました。」
から始まっていて、1180年?熊谷直実?と読み進めると
なんと熊谷直実から数えて20代目の熊谷直心(じきしん)さんが、
京都寺町の本能寺門前にて創業したんだそうです。
それは知らなかった、、
同ホームページには かつての商品として
「蛇頂石(じゃちょうせき)」なる物も紹介されており
「ころばぬさきの要心棒 かまれた時の蛇頂石」まむし、むかで、蜂、蚤、蚊、くらげ、
毒鼠、狂犬など毒虫や獣類に咬まれたり、刺されたりした時に傷口にあてると毒気を
吸い取る薬石を扱っていたとの事。
刺されたところにこれを置くと毒がある時はペタリと張り付いて
毒を吸い取ると剥がれ落ちる。毒を吸い取った蛇頂石は水につけておくと
暫く泡を吹いてその後はまた使えるのだとか。
調べてみると同様の石は世界中にあるようで、給水性が高い石であることが多い様ですが
蛇頂石がどんな物であるかはこれ以上は調べるのはやめておこうと思います。
更には鳩居堂が保有している、藤原行成筆『仮名消息』は国宝に指定されているのだそうで、、
藤原行成って一条天皇とかか、、平安時代だ。。
鳩居堂 http://www.kyukyodo.co.jp/
ま、、そんなこんなで 鳩居堂に向かう途中に本能寺を発見。
本能寺の変 の本能寺跡地は違う場所だって事ぐらいの予備知識しか
ありませんでしたがお参りさせていただきました。
秀吉公は周囲に堀があって安全性が高い、鉄砲に繋がる種子島に信者が多い
などの理由でコチラを懇意にしていたとか。
調べてみると1582年の本能寺の変のあと 秀吉の命で10年後に移転
ご多分に漏れず、焼失を経て立て直されている様です。
正確には本能寺の変の前にも 焼失、移転を繰り返しているようです。
本能寺
http://www.kyoto-honnouji.jp/index.html